ハンガリー
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正式名称 |
ハンガリー共和国 |
首都／英字 |
ブタペスト（ＢＵＤ） Republic of Hungary |
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政体 |
共和制 |
言語 |
マジャール語（公用語） |
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宗教 |
カトリック64％、プロテスタント23％ |
通貨 |
ハンガリー・フォリント（0.472円） |
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地勢 |
日本の九州と四国を合わせたくらいの面積の内陸国で、西にやや高く、東に向かって低くなる盆地状の平坦な地形である。 | ||
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中央部にあドナウ川とその東にある第２の川ティサ川流域に広がるハンガリー大平原がある。ブスタと呼ばれる荒れた草原もある。 | |||
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気候 |
大陸性気候の特色を示し、夏は暑く冬は寒さが厳しい | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り
ホッローケーの古い集落とその周辺 、ホルトバージ国立公園 - プスタ
パンノンハルマのベネディクト会大修道院、ペーチ（ソピアナエ）の初期キリスト教墓所
トカイのワイン産地の歴史的・文化的景観
＜自然遺産＞
名物料理
グヤーシュ（肉や野菜をパプリカで煮込んだシチュー）
パプリカーシュー・ケルチ（パプリカソースで煮た鶏肉）
ロシュトン・シュルトゥ・リバマーイ（フォワグラのグリル）
土産品
陶磁器（ヘレンド焼き）、刺繍（カロチャ刺繍）、トカイ・ワイン（貴腐ブドウ使用）
アトラクション
ロマ民族音楽鑑賞、民俗舞踊ショー、っ馬車によるホルトーバージ国立公園見学
観光
世界遺産巡り、ワイナリー巡り（赤ワインの山地エゲル「美女の谷」、トカイ）
主要地ガイド
●ブダペスト（Budapest） 世界遺産
ドナウ川の右岸にあって代々王宮がおかれたブタと、左岸にあって近代になって発達したペストが1872年に合併してできた古都。「ドナウの真珠」、
「ドナウの薔薇」と称えられる。100以上の源泉と50近くの浴場がある温泉都市でもある。
▼ブダの王宮 ドナウ川の右岸の丘にある、13世紀半ばころに建てられたと言われている。現在は、
国立美術館、歴史博物館、図書館として使用されている
▼マチャーシュ教会 13世紀半ばころに建てられた教会。高くそびえる尖塔は15世紀にマチャーシュ1世が増築したものである。内部には宝物室がある。
▼漁夫の砦 マチャーシュ教会の裏、ドナウ川に沿って建てられたネオ・ロマネスク様式の尖塔と回廊・白い石灰石でできている。
かつてここに魚市場があり、漁師組合が守っていた場所としてこの名がついた。
ドナウ川とペスト地区を一望できる人気のエリア
▼ゲレルトの丘 ドナウ川を見下ろす標高235mの丘であり、市内を一望できる人気スポット・丘の名は、キリスト教のゲレルト伝道者に因む
▼聖イシュトバーン大聖堂 ネオ・ルネサンス風のドーム（直径22m、高さ96m）が印象的なブダペスト最大の聖堂ｄ、名前の由来となった初代ハンガリー王
イシュトバーンの右手のミイラが保管されている。ドームの周りが展望台になっている。
▼国会議事堂 ドナウ川の左岸に建つ壮麗な建物。1902年に建てられ、総面積1万800�屐�部屋数691室は圧巻
ハンガリー王が代々受け継いできた王冠や宝剣などが展示されている。
▼英雄広場 1896年に建国1000年を記念して造られた広場で、初代ハンガリー王イイシュトバーンに王位を授けるようローマ法王に告げたと
いわれる大天使ガブリエルの像の記念碑（高さ35m）がある
▼国立歌劇場 ヨーロッパ有数の歌劇場として知られ、入口には劇場の設立者フェレンツとハンガリー生まれの大作曲家リストの銅像が建つ
▼セーチェニ公くさり橋 ブダペストの象徴。1849年ドナウ川の右岸と左岸を結んだ最初の橋
◆バラトン湖（Lake Balaton）
中部ヨーロッパ最大の湖。湖畔にはシォフォク、バラトンフレドなどの保養地や温泉もあり、海のないハンガリー人の憩いの場になっている
湖の北に位置するヘレンドは磁器の生産で有名
◆ハンガリー大平原（Great Hungarian Plain）
ブダペストの東南東のハンガリー第２の川ティサ川流域に広がる大平原。起伏がほとんどなく、特にホルトバージ・プスタがその中心
◆ブガツ・プスタ（ブガツ平原）
作曲家、教育家、言語学者、哲学者であったコダーイの出生地で、パプリカの山地でもあるケチケメートとセゲドとの中間にある平原で
農業博物館もある。ブスタとは「平原」の意味
●ホルトバージ国立公園 - プスタ 世界遺産
ハンガリー大平原とも呼ばれるアルフェルドの一部で、ハンガリーの東部、デブレツェンの近くに位置する。1973年にハンガリー初の国立公園に制定された。
ホルトバージはハンガリー内で最大の保護された地域であり、現存する中央ヨーロッパ最大の牧草地でもある。面積は800?。
●トカイのワイン産地の歴史的・文化的景観 世界遺産
トカイ地方は、今日のハンガリー北東部に位置する歴史的なワイン産地で、28の有名な村と7000haのブドウ畑から成る。ブドウ畑のうち、
現在も栽培が行われているのはおよそ5000haである。
●ホッローケーの古い集落とその周辺 世界遺産
ノーグラード県の村。ホローケー、ホロケ、ホッロークーという表記も見られる。「ハンガリーで最も美しい村」とも評される伝統的な村落が保たれていることから、
古民家の建ち並ぶ中心的な通りがある
●パンノンハルマのベネディクト会大修道院 世界遺産
ハンガリーでは最古級の歴史的建造物であり、パンノンハルマ市では最も有名なランドマークでもある。この大修道院は町に隣接する小高い丘（282m）の
上にあり、トゥールの聖マルティヌスはこの丘の麓で生まれたと信じられている。そのため、この丘はかつて聖マルティヌスの丘と呼ばれ、
修道院もしばしばそれにちなむ名前で呼ばれることがあった。
●ペーチ（ソピアナエ）の初期キリスト教墓所 世界遺産
かつてローマ帝国の属州パンノニアの都市ソピアナエ（ソピアネ、現ハンガリーのペーチ）に築かれたネクロポリスである。その遺跡は18世紀以降に発見され、
4世紀に建造されたこの墓所は、キリスト教の公認の後もカタコンベでの埋葬が行われていたことを示す例であるとともに、描かれていた壁画の芸術性なども評価