スロバキア

 正式名称

スロバキア共和国

 首都/英字

プラチスラバ  The Slovak Republic

 政体

共和制 EU加盟

 言語

スロバキア語

 宗教

カトリックが約60%

 通貨

ユーロ(約142.00円)

 地勢

国土のほとんどが山岳地帯で、ポーランドとチェコとの国境に位置する。タトラ山脈が走る。

 南西部のドナウ川流域と東部ハンガリー平野の一角のみ平野が開ける。

 気候

大陸性気候で夏は暑く冬は寒冷。東へ行くにつれ、その傾向が強い

   

 世界遺産    <文化遺産>

 ブルコリエツ、バンスカー・シュチャヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群

 レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財

 バルデヨフ市街保護区、カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群

 <自然遺産>

 アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群

 カルパティア山脈のブナ原生林とドイツのブナ古林群(ドイツで紹介)

 名物料理

 ブリンゾベー・ハルシュキ(ジャガイモと小麦粉のニョッキに、羊のチーズソース)

 ゼミアコバー・プラッカ(肉と野菜を煮込んだものをポテトパンケーキで包んである

 土産物

 磁器(食器、人形、飾り)、トウモロコシの皮製人形、

 民族衣装、ワイン、果物の蒸留酒

 アトラクション

 スロバキア・カルストの洞窟群見学、登山

 観光

 世界遺産巡り

 主要都市ガイド

 ●ブラチスバ(Bratislava)

 ドナウ川に面し、長い間ハンガリーの支配下に置かれたいたが、現在はスロバキア最大の町であり、首都。ワインの山地としても有名、旧市街にある

 ブラチスラバ城、ミハエル門、フラブネー広場、市歴史博物館(旧市庁舎)、ワイン醸造博物館などが見どころ。

 ●ニトラ

 ブラチスラバの東にある7つの丘に囲まれた「スロバキアのローマ」と呼ばれる産業都市。スロバキアの最初のカトリック教会が建てられていた地

 ●トレンチーン

 ローマ帝国の中央ヨーロッパにおける軍事拠点の最北端の町。中正には地中海、ドナウ川、バルト海へと至る交易路の要衝として栄えた。旧市街の

 ミエロベー広場周辺には、歴史のある建物が多く残されている。トレンチーン城、博物館などが見どころ。

 ●バンスカー・シュチャヴニツァ歴史地区と近隣の工業建築物群 世界遺産

 古い鉱山都市である。中世からハンガリー王国時代におけるの鉱山の町として、14世紀の地震の被害や、トルコとの戦いの前線の街であったことなどの

 史はハンガリー歴史をもつが、鉱山の町として繁栄した。火薬による採掘が行われ、1762年にはマリア・テレジアによってヨーロッパ初の鉱山学校がこの地に設立。

 鉱業生産は18世紀の半ばに最盛期を迎え、第一次世界大戦後、チェコスロバキアオーストリア・ハンガリー帝国から分離すると、鉱山学校もハンガリーの

 ショプロンに移り、その歴史のミシュコルツ大学に引き継がれている。

 ●コシツェ

 スロバキア第2の都市。鉄鋼業、機械工業の中心地。東スロバキア博物館、聖アルジュベティ教会などが見どころ

 ●レボチャ

 スロバキア北東部にある小さな町、侵略に対する防御のために造られた城壁は、旧市街を囲んでいる。ヤコブ教会、市庁舎などが見どころ

 レヴォチャ歴史地区、スピシュスキー城及びその関連する文化財 世界遺産

 中世東ヨーロッパにおける集落の様子を伝えているである。スピシュスキー城タタール人の侵攻に対抗するために、13世紀前半に建造された。後の時代には

 何度も改修や増築が行われ、当初ロマネスク様式の聖堂などを備えていた城に、ゴシック様式ルネサンス様式バロック様式の要素などが順次付け

 加えられていった。1780年に火災に遭った後は廃墟となり、一時は採石場がわりに使われていたことすらあったが、1961年に国の文化財に指定された。

 ただし、ビロード革命前後の混乱などが保護政策にも影響し、1970年代から行われていた修復作業が中断されるなどの問題も起こった。

 ★ブルコリニエツ             世界遺産

 ジリナ県ルジョムベロク郡ルジョムベロク市内の街区の一つで、低タトラ山脈の中腹にある村落である。中世以来の伝統的な工法の建物群が現存していることから、

 地元の人々が実際に暮らす村落で世界遺産に登録、ヴルコリニェツは小さな村のため、町並みなどが対象

 アグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群 世界遺産

 国境付近に広がるカルスト地形と700以上の鍾乳洞群で、一部は国境を超えてつながっている。ハンガリー北部のアグテレク地方に広がるカルスト景観は、

 アグテレク国立公園として保護されている。この国立公園1985年に設定されたもので、面積は198.92 km2 である。ここにはヨーロッパ最大の

 鍾乳洞バラドラ洞窟がある。全長26kmのうち、8kmはスロバキア国内にあり、ドミツァ洞窟と呼ばれている。

 ●バルデヨフ市街保護区           世界遺産

 東部のプレショフ県バルデヨフ郡の都市。古くから著名温泉保養地として知られ、治療用鉱泉は腫瘍、血流、消化器症状に効能がある。

 郊外に古い温泉複合施設があり、民俗建築の野外博物館となっている。市街地は歴史的建造物が多く残る。

 ●カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群 世界遺産

 16世紀から18世紀にかけて建造された9つのキリスト教建造物群。スロバキアの8箇所に点在する木造教会と、そのうち1箇所に残る鐘楼の9件が登録されており、

 ヘルヴァルトウトゥヴルドシーン の2箇所がローマ・カトリックフロンセクレシュティニケジュマロクの3箇所がプロテスタントボドルジャル

 ルスカー・ビストラーラドミローヴァーの3箇所が東方教会に属している

       ヨーロッパトップへ    ホームページトップへ