スウェーデン

 正式名称

 スウェーデン王国

 首都/英字

 ストックホルム(STO) Kingdom of Sweden

 政体

 立憲君主制

 言語

 スウェーデン語(公用語)

 宗教

 プロテスタントのルター派福音教会が90%

 通貨

 スウェーデン・クローナ(約16.126円)

 地勢

 北部地方は西に高山地域、東に台地と低地帯が広がり、ストックホルムとイエテボリを結ぶ地域は低地帯、

 南部は丘陵地域で、バルト海には2つの島が浮かぶ。森と湖が主体の国

 気候

 南部は北太平洋海流の影響で比較的温暖であるが、北部は寒冷で冬が長い

   

 世界遺産    <文化遺産>

 ドロットニングホルムの王領地(宮殿)、ビルカホーヴゴーデン、

 ターヌムの岩絵群、スコーグスシュルコゴーデン、ハンザ同盟都市ヴィスビュー、

 ルレオガンメルスタードの教会街カールスクルーナの軍港ヴァールベリの無線局

 エーランド島南部の農業景観、シュトルーヴェの測地弧(同国とノルウェイ)

 ファールンの大銅山地域、ヘルシングランドの装飾農家群、エンゲルスバーリの製鉄所

 <自然遺産> ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島

 <複合遺産> ラポニア地域

 名物料理

 スモーガスボード(元祖バイキング料理)、ショットラプール(肉だんごと野菜

 ビュッティパンナ(さいの目に切った羊肉、ジャガイモ、タマネギの炒めたもの)

 土産

 ガラス製品(オレフェス、スウェーデン王室御用達のコスタ・ボダ)、陶磁器、

 インテリア用品、ダーラナ地方の伝統工芸品木彫りの馬の置物(ダーラヘスト)

 アトラクション

 森と湖の大自然を散策(ダーラナ地方)、スモーランド地方のガラス工房巡り

 観光

 古都巡り(ウプサラ)、古城巡り(南部スコーネ地方/マルモ)

  主要地ガイド

 ●ストックホルム(Stockholm)

 メーラレン湖がバルト海の入江に流入する位置にある、幾多の半島及び島にまたがる地形から「北欧のベネチア」と呼ばれ、橋が島々を結ぶ美しい水都。 

 市の中心にあるセルゲル広場、ノーベル賞授賞式の行われるコンサートホール、王宮、旧市街ガムラスタン、市庁舎、野外博物館スカンセン、

 バーサ号博物館などが見どころ

 ●ドロットニングホルムの王領地(宮殿)    世界遺産

 ストックホルム郊外のローベン島にある離宮。この宮殿は、スウェーデン王カール11世の母后ヘトヴィヒ・エレオノーラの命によって1662年に建設が始められ、

 庭園にバロック様式を採用して1686年に完成。「ドロットニングホルム」 はスウェーデン語で 「王妃の小島」 を意味。「北欧ヴェルサイユ宮殿」 の勇名を馳せる。

 王家の住居を除いて一般に公開されており、観光地としても有名である。毎年夏には観光客用に演劇やオペラが上演される。

 ●スコーグスシュルコゴーデン          世界遺産

 ストックホルム郊外にある共同墓地。設計コンセプトと造形には、ナショナル・ロマンティシズムから北欧新古典主義を経て、成熟した近代建築へと到達した

 同国の建築潮流の変遷を反映されている

 ●イエテボリ

 1619年に建設された西海岸の港湾都市で、スウェーデンの西欧貿易の中心地として発展してきた第2の都市。自動車会社ボルボの本社、

 クローンヒューセット、海洋センター、イエテボリ美術館などがある。ストックホルムからは「水色のリボン」イエータ運河を通っていく。

 ●ウプサラ

 中世時代の政治・宗教・教育の中心地であった近代工業都市。ゴシック建築の大聖堂と北欧最古のウプサラ大学がある。

 ●マルメ

 デンマーク風のスウェーデン第3の都市 

 ●ダーラナ地方

 スウェーデンのほぼ中央に広がるなだらかな丘陵地帯で、森と湖の大自然が広がり、伝統的な習慣や風俗が見られる観光の名所

 ●ビルカホーヴゴーデン            世界遺産

 ビルガ      :ストックホルム西方約29kmのメーラレン湖ビェルケ島にあるヴァイキング時代の都市遺跡である。

 ボーヴゴーデン:スウェーデンメーラレン湖に浮かぶアデルスユー島に残る遺跡。この島はバイキング10世紀から11世紀にかけて占領、

           王宮の所在地として、隣のビョルケー島の貿易拠点ビルカを見渡す行政上の中心地でもあった。

           バイキング時代以来の数千に及ぶ墓所があり、農民たちだけでなく、歴代の王族や豪族の墓もある。

 ●エンゲルスバーリの製鉄所          世界遺産

 ヴェストマンランド地方のエンゲルスバーリ村にある製鉄所のことである。19世紀まで、現役の製鉄所として活動していた。この地域で製鉄が始まったのは、

 早くとも中世のこととされる。13世紀には、地域の農民が原始的な溶鉱炉を用いて、自らの農具のために、鉄の生産を行ったとされる。

 16世紀には、スウェーデンで初めて、棒鋼の生産が開始され、17世紀にも生産は継続された

 ●ターヌムの岩絵群                 世界遺産

 ターヌムスヘーデは、西部のヴェストラ・イェータランド県ブーヒュースレーン地方にある町。この町には青銅器時代の岩石線画の刻まれた平面岩としては、

 スカンジナビア半島で最大級。それは1972年に建設工事中で発破を仕掛けようとして偶然発見

 ●ハンザ同盟都市ヴィスビュー         世界遺産

 12世紀から14世紀の間、ヴィスビーはハンザ同盟の重要な中心地の一つだった。 バルト海沿岸のキリスト教化北方十字軍)のさなかの1200年頃、

 この都市を母都市としてリガが建設されたゴトランド島に位置する南西部の都市である。10世紀に建設され、そのころの遺跡で国際的に有名。

 ゴットランド県ゴットランド市の中心都市である。ヴィスビーは旧市街を囲む殆ど完全な姿の3.4kmの石の壁で知られている。この壁は輪壁と呼ばれる。

 ●ルレオガンメルスタードの教会街     世界遺産

 ルレオは北部ノールボッテン県にある都市で、同県の県都。沖合にある800ほどの島も含む。ルーレ川の河畔に位置し、ボスニア湾に面している。

 キルナからの鉄鉱石を輸送する上の重要な港である。冬季は海が凍るため、砕氷船が待機する。沖合の島との行き来は、氷上を自動車で移動する。

 教会街区は、かつてスカンディナビア半島北部では至る所に見られた町の様式をそのまま残している優れた例証である。

 ●カールスクルーナの軍港           世界遺産

 ブレーキンゲ地方にある都市。行政区分としてはブレーキンゲ県カールスクルーナ市に属し、同県の県庁所在地であると同時に、同市の中心地である。

 スウェーデン海軍軍事基地と海港。カールスクルーナ市はブレーキンゲ県の最東部に位置し、東側と南側をバルト海に囲まれている

 エーランド島南部の農業景観        世界遺産

 エーランド島には石灰岩に覆われた不毛の平原が広がっているが、そのやせた地質に多くの希少種を含む植生が見られる。生物多様性先史時代からの

 人類の苦闘の痕跡とが評価(複合遺産ではなく文化遺産として登録)。この地形は島の4分の1以上にあたる260km2以上にわたって広がっており、

 この種の地形としてはヨーロッパ最大級。不毛の平原といってもしばしば誤解されるような草一本生えない場所というわけではなく、

 まばらだけれども多様な小樹木は見られるのである。

 ●ファールンの大銅山地域          世界遺産

 中部・ダーラナ地方ファールン市にある地区。1971年に周辺6自治体と合併してファールン市となった。、都市圏全体では10万人近い人々が住む。

 ファールンにはスウェーデンの生産を支えた大銅山がかつて存在、ファールンの銅山は1992年に閉鎖された、それでもなお、この地域の重要な産業の中心地。

 ●ヴァールベリの無線局           世界遺産

 ッランド県ヴァールベリ市のグリメトンにある超長波(VLF)送信局である。世界で唯一稼動可能な高周波発電機式(アレキサンダーソン式)の超長波送信機を

 備えている。超長波送信アンテナは高さ127mの自立型鉄塔6基の間に渡されたワイヤで構成されているため、巨大な送電用鉄塔のように見える。

 ●ヘルシングランドの装飾農家群     世界遺産

 緑豊かな松の森林に囲まれた中央スウェーデンのバルト海沿岸にあるこれら美しい農家では、職人の技と伝統の歴史を目にする事が出来ます。

 ここにある1000を超える農家のうち50の農家は一般に公開されており、これらの住宅はヘルシングランドの人々の歴史を表しています

 ●ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島  世界遺産

 バルト海北部のボスニア湾沿岸スウェーデンヘーガ・クステンハイ・コースト高地海岸と、フィンランドクヴァルケン群島から成る。

 これらの地域は、氷河の融解に伴って土地が隆起する現象が、地球上で最も顕著に現れている地域

 ラポニア地域                世界遺産

 ラップランドのうち、スウェーデン領内の自然が多く残る山岳地帯を対象とし、行政上は、ノールボッテン県イェリヴァーレヨックモック、アリエプローグの

 3つのコミューンにまたがっている。文化遺産としての側面は、サーメ人(ラップ人)の伝統的生活文化が残されている地域として評価

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