デンマーク
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正式名称 |
デンマーク王国 |
首都／英字 |
コペンハーゲン（ＣＰＨ） Kingdom of Denmark |
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政体 |
立憲君主制 |
言語 |
デンマーク語（公用語） |
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宗教 |
プロテスタントのルター派福音教会が81％ |
通貨 |
デンマーク・クローネ（約19.031円） |
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地勢 |
西のユトランド半島と首都コペンハーゲンのある東のシュラン島などの島嶼からなり、北海からバルト海に入る関門に当たるため、政治・経済上重要な | ||
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位置を占める。最高標高は173m、国土の大部分は30m以下の低地で、酪農や農耕が盛ん。 | |||
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海外領としてイギリス北方のフェロー諸島と世界最大の島グリーンランドを所有している。 | |||
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気候 |
偏西風と北大西洋海流の影響で、比較的夏は涼しく冬は温暖である | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
イェリング墳墓群、ルーン文字石碑群と教会、ロスキレ大聖堂
クロンボー城
＜自然遺産＞
イルリサット、ワッデン海（詳細：オランダ）、スティーヴンス・クリント（2014年登録）
名物料理
スモーブロー（オーブン・サンドウィッチ）
スピーネコッレツ（骨付き豚モモ肉のロースト）
フリッカデーラ（デンマーク風ハンバーグ）
土産品
陶磁器、銀細工、ガラス製品、スナップス（ジャガイモの蒸留酒）
アトラクション
ロイヤル・コペンハーゲン・ウェルカムセンター（ショップ、博物館など）
衛兵交代式（コペンハーゲン）、レゴランド（ビルン）
観光
古都＆古城巡り（コペンハーゲン〜北シェラン島）
童話作家アンデルセンの足跡を辿る
主要地ガイド
●コペンハーゲン（Copenhagen）
ユトラント半島の大陸部の東、シュラン島東部に位置し、海峡をはさんでスウェーデンに面する。水陸交通の要衝で早くから商港・軍事基地として栄えた。
▼アマリンエンボー宮殿 4つに分かれれている宮殿のひとつ、クリスチャン8世王宮殿は宝物展示室として公開され、
ロイヤルファミリーの寝室や宝物を展示。正午には、クマの毛皮の帽子をかぶった衛兵の交代式が行われる。
▼クリスチャンボー宮殿 1167年に建設されたコペンハーゲン発祥の地。現在では国会議事堂、女王の謁見の間として使われている。
▼ローゼンボー離宮 1634年に完成したオランダ・ルネサンス様式の建物で、大理石の居間や歴代の王たちが所有していた品々が展示されている。
地下にある宝物館では、クリスチャン4世と5世の黄金の王冠や財宝が見られる。
▼市庁舎 1905年に完成した市庁舎で、市街を見渡せる高さ105.6mの塔を持つ。館内のホール脇には、100年に0.001秒しか誤差が
生じないといわれる時計職人イェンス・オルセン作の天文時計がある
▼チボリ公園 1843年にオープンした遊園地。園内では乗物の他、コンサート、ショー、ろう人形館などが楽しめる
4月中旬〜9月及び、10月中旬と11月中旬〜12月末（12/24・25を除く）クリスマス期間のみ営業。イルミネーションで彩られる。
▼ゲフィオンの泉 大部分が破壊されたカステレット要塞の跡地に造られたチャーチル公園の噴水。
4頭の雄牛と女神の像の周りから吹き出す水しぶきは豪快で迫力満点
▼ストロイエ 「歩く」という意。市庁舎前広場からコンゲンス・ニュートーゥ（広場）までの歩行者専用道路であり、
両側には多くのレストランやショップが並ぶヨーロッパ屈指のショッピング・エリア
▼人形姫の像 1913年に作られたアンデルセンの童話で有名な高さ80�僂料�で、当時王位劇場のプリマドンナがモデルとなった。
●クロンボー城 世界遺産
シェラン島北東部のヘルシンゲルにある古城である。デンマーク語で「ボー」（borg）は「城」を意味し、デンマークでは単にクロンボーと呼ばれる。
目的は時代遅れとなった要塞機能の再強化と、加えて王宮としての機能追加であった。1585年に増改築が終了した砦は三階建てで四方を翼廊に囲まれ、
外縁部に塔を備えた大規模なルネサンス様式の建造物へ変身していた。このころからクロンボーと呼ばれるようになる。
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』の舞台として有名な城であるが、シェイクスピア自身がこの城を訪れたことはない。城内には、シェイクスピアを記念した石版が
掲げられており、毎年夏には城の中庭を使ってHAMLET SOMMER演劇が上演されている
●オーデンセ
アンデルセンの生まれた故郷の町。美しい田園風景の展開する酪農と農業の島フュン島の中心地。アンデルセン博物館、アンデルセンの少年時代の家が見どころ
●オーフス
ユトランド半島東岸の森に囲まれたモダンな商工業・港湾都市。ユトランド半島の文化の中心地である。
オーフス大聖堂、野外博物館ガルム・ビュなどがある。
●ビルン
ユトランド半島の中部にあり、世界中の子供達に愛される組み立てブロック「レゴ」の大遊園地レゴランドがあることで有名
●イェリング墳墓群、ルーン文字石碑群と教会 世界遺産
ユトランド半島中部のイェリング近郊で発見されたルーン文字の刻まれた10世紀の石碑で知られる墳墓群、石碑はデンマークの国家の起源を示す貴重な文字資料
イェリングにある最も古い石碑は、デンマークの最初の王とされるゴーム老王とチューラ王妃について刻んだものである。 ゴーム老王とチューラ王妃のものより
大きな石碑は、かれらの子であるハーラル青歯王の記念碑である。ハーラル青歯王がデンマークとノルウェーを征服したこととデーン人のキリスト教への改宗を
祝って建てられた。石碑は、イェリングの教会墓地にある二つのおおきな古墳の間に建てられている。これらの石碑はノルウェー人の土着宗教と
デンマークのキリスト教化の移行期の様相を表している。
●ロスキレ大聖堂 世界遺産
シェラン島、コペンハーゲン近郊ロスキレ市の中央にあるゴシック様式の大聖堂である。北ヨーロッパの「煉瓦ゴシック様式」の典型である。
ロスキレ大聖堂は12世紀から13世紀の建築でロマネスク様式とゴシック様式の折衷で、シェラン島に現存する唯一の大聖堂である。
この大聖堂は15世紀からデンマークの代々の君主が葬られてきたことで有名である。1536年の宗教改革後は「シェラン島司教座」となっている。
●イルリサット 世界遺産
グリーンランド西岸中部に位置する町。グリーンランドでシシミウトに次ぎ三番目に大きい町。北緯69度の北極圏内にある。かつては、デンマーク語で
ヤコブスハンと呼ばれていた。イルリサットのグリーンランド語における意味は「氷塊」である。イルリサットは直接、海に流出している
イルリサット氷河の河口にある。この氷河が著名な観光地となっており、観光業が町の主要産業となっている。
●スティーヴンス・クリント 世界遺産
約6500万年前にメキシコのユカタン半島からメキシコ湾に及ぶ地域に大隕石が衝突。チクシュルーブ・クレーターを形成し、
その後起こった気候変動によって恐竜をはじめとする約半数の生物種が絶滅した。スティーブンス・クリントには同時代の地層がよく保存されており、
衝突によって形成され、巻き上げられたと見られるイリジウムやガラス岩石テクタイトが発見されているだけでなく、
前後の地層を比べることで生物種の変化の様子を観察することができる