オーストラリア
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正式名称 |
オーストラリア連邦 |
首都／英字 |
キャンベラ Commonwelth of Australia |
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政体 |
立憲君主制 |
言語 |
英語 |
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宗教 |
カトリック約27％ プロテスタント約22％ |
通貨 |
オーストラリア・ドル（91.93円） |
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地勢 |
他の大陸に比べると地形は極めて単調であり、大陸の大部分は平らな高原を成している。大別するｔｐ、低い丘と広い谷が連なる中央低地、山脈というより | ||
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断続的な高地を成す東部高地、大陸の３分の２を占め、そのうちの３分の１が砂漠となっている西部台地とに分けられる。また、全体に最も乾燥した | |||
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大陸であり、北岸、東岸は多雨気候区であるが、その他の大部分はサバナ気候区である。 | |||
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気候 |
北部は亜熱帯性気候、西武は砂漠気候の特色を示す | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
王立展示館とカールトン庭園、シドニー・オペラハウス、オーストラリアの囚人遺跡群
＜自然遺産＞
グレート・バリア・リーフ、ロード・ハウ島群、オーストラリアのゴンドワナ多雨林群
クイーンズランドの湿潤熱帯地域、西オーストラリアのシャーク湾
フレーザー島、オーストラリアの哺乳類化石地域、ハード島とマクドナルド諸島
マッコーリー島、グレーター・ブルー・マウンテンズ地域、パーヌルル国立公園
ニンガルー・コースト
＜複合遺産＞
カカドゥ国立公園、ウィランドラ湖群地域、タスマニア原生地域
ウルル カタ・ジュタ国立公園
名物料理
シーフード（パラマンディ、岩ガキ、マッドクラブ、クレイフィッシュ）、ラム、カンガルー
クロコダイル、バッファロー、エミューなどの肉を使った料理
土産品
オパール、コアラの人形、アボリジニの工芸品、カウボーイハット、ワイン
アトラクション
エアーズロック登山、国立公園でのプッシュ・ウォーキング、
アボリジニのダンスや楽器演奏、コアラとの記念撮影、マリンスポーツ
観光
グレートバリアリーフの島巡り、カカドゥ国立公園周辺の散策及びリバー・クルーズ、ゴールドコースト・クルーズ、キュランダ観光鉄道（ケアンズ発）
主要地ガイド
●キャンベラ(Canberra)
シドニーとメルボルンの中間にあり、連邦政府直轄地区の北東部にある。1913年に建設に着手し、1927年の国会議事堂の完成を機に正式に首都となった計画都市
市を南北に分けるバーリー・グリフィン湖、キャプテン・クック記念噴水、新・旧国会議事堂、戦争記念館などが見どころ
●シドニー（Sydney）
1788年にイギリス人が最初に入植したオーストラリア最古にして最大の都市。また、シドニー港は、世界三大美工のひとつにも数えられる。
ニュー・サウス・ウエールズ州の州都
▼オペラ・ハウス 世界遺産シドニーを象徴する建造物。湾に突き出た白い貝殻を重ね合わせたように見える。屋根は、ヨットの帆をイメージしている。
オペラやコンサートを鑑賞しなくても、ガイドツアーで内部を見学できる。
▼ハーバー・ブリッジ オペラ・ハウスと並ぶシドニーの象徴。橋のアーチ（最も高い中間地点は海抜134m）の頂点まで歩いて登る
ブリッジ・クライミングが人気。夜間もライトアップされる。
▼ロックス シドニー発祥の地と言われ、歴史的建築物が並ぶ。現代美術館、レンガ造りの倉庫を改装したレストラン、
おしゃれなカフェ、ショップが軒を並べる。
▼キングス・クロス 24時間眠らない南半球最大の歓楽街と呼ばれている。中心にはフィッシュロイ・ガーデンという小さな公園があり、クジャクが羽根を
広げたように見えるエルアラメインの噴水が有名。近くにはおしゃれなホテルやレストランのある「ザ・ワーフ」として
よみがえった「ウルムルー埠頭」がある。
▼ダーリング・ハーバー 建国200年を記念して大規模んあ再開発が行われ、ショッピングセンター、博物館、水族館、屋内型動物園、コンベンション施設などが
集まる観光スポットとなった。
▼ボンダイ・ビーチ 市民や観光客に人気のビーチ。サーフィンのメッカとしても知られる。芝生の公園に囲まれ、バーベキューやピクニックに最適
遊歩道もあって、散策やジョギングを楽しむ人も多い
▼タロンガ動物園 シドニー最古の動物園（1916年に開園）、380種22000頭の動物が集められている。丘の上にあるため市街を一望できる。
◆ブルーマウンテン国立公園（Blue Mountains National Park） 世界遺産
シドニーの西約80�劼砲△觜駑�公園。ユーカリの森が広がり、アボリジニ伝説が残る３つの奇岩スリーシスターズなどの自然を堪能できる。
標高差415mの急斜面を滑り落ちるように走るトロッコ列車も人気
●メルボルン（Melbpurne）
シドニーに次ぐオーストラリア第２の都市であり、ビクトリア州の州都。連邦結成当初の1901〜27年は連邦の首都である。1596年には夏季オリンピック開催地。
英国文化の影響を受けた町並を情緒あふれるトラムが走る。郊外約51�劼離筌薀丱譟爾蓮▲�ーストラリアを代表するワインの産地として有名
▼フィッツロイ庭園 英国国旗の形に造られた緑豊かな庭園。キャプテン・クックの家、多くの花が見られる温室、ミニュチュアの街
イングリッシュ・チューダー・ビレッジが見どころ。
▼キャプテン・クックの家 メルボルン市100周年を記念し、イギリスから運ばれてフィッツロイ庭園内に復元されたクックの両親が住んでいた家。
クック自身も幼少期を過ごしたといわれている。
▼コモ・ハウス オーストラリアの高級住宅跡で、1840年代から上流階級に所有されてきた。1959年にナショナルトラストの所有となり、当時のまま
保存されている。主寝室、高級家具、舞踏室、ガレージ、広大な庭園が見どころ
▼セント・パトリックス教会 オーストラリア最大のカトリック教会。1939年に完成するまで90年以上かかった巨大なゴシック建造物。尖塔は高さ約105m、
聖堂の奥行きは約92m。大きなステンドグラスとパイプオルガンも圧巻。
◆フィリップ島 （Phillp Island）
メルボルンの東南約140�辧∨榲擇箸篭兇肇侫Д蝓爾砲茲辰瞳襪个譴討い襯撻鵐�ン・パレードで有名な島。日没後に海から巣へ戻るペンギンの群れを観察できる
人気スポット。リトル・ペンギンの保護・研究においても世界的に有名
◆グレート・バリア・リーフ（Great Barrier Reef） 世界遺産
クイーンズランド州の東海岸の沖合に連なる、南北約2000�劼傍擇崟こ�最大の一大サンゴ礁。周辺に約700もある島々のうち、主な観光の島は
グリーン・マグネティック、ヘイマン、リンデマン、ヘロン、グレート・ケッペル、ハルミトンなどある。
●フレーザー島 世界遺産
クイーンズランド州にある島で、世界でもっとも大きな砂島である。島はブリスベンから北に約300kmの所にあり、南北123km、幅25km、
島の最高高度は240mである。島のほぼ全域がグレート・サンディ国立公園として国立公園に指定されている。
●オーストラリアの哺乳類化石地域 世界遺産
クイーンズランド州のリヴァーズレーと南オーストラリア州のナラコーアテにある哺乳類の化石がある地区に分けられる。リバーズレーの化石発見現場は
ローン・ヒル国立公園、ナラコーアテの現場はナラコーアテ・ケーブ国立公園に登録され保護されている。この両地域で発見される化石はオーストラリア
大陸における哺乳類の進化を研究する上で非常に重要なものである。
●クイーンズランドの湿潤熱帯地域 世界遺産
クイーンズランドの湿潤熱帯地域は、グレート・バリア・リーフに沿うように存在する熱帯雨林地帯で、南北に長い。その範囲は700以上の私有地を含めた
国立公園や保護区からなり、多数の動物を抱える。中には絶滅の危機に瀕した種も存在する。
●ケアンズ（Cairns)
クイーンズランド州の北東岸の都市であり、グレートバリアリーフへの空港と海の玄関都市。エスプラネード（海岸通り）、ラグーン・プール、
セントラル・ショッピング・センターなど見どころ。アサートン高原の玄関口・キュランダに向かうキュランダ観光鉄道の出発地でもあり、この鉄道に乗って
世界最古の熱帯雨林があるバロン渓谷国立公園の景色を楽しむことができる。
●王立展示館とカールトン庭園 世界遺産
王立展示館は1880年、メルボルン博覧会で使用されるために建てられた建築物で、オーストラリアで最初の大陸ヨーロッパ風建築物と言われる。ゴシック様式や
ロマネスク様式など数種の様式が混ざり合った独特の建物である。カールトン庭園は園芸が盛んといわれるオーストラリア有数の庭園の一つである
●ブリスベン（Brisbane）
オーストラリア第３の都市。クイーンズランド州の州都。南の海岸に広がるゴールド・コーストへの玄関都市でもある。
ローン・パイン・コアラ保護区、マウント・クーサ展望台などが見どころ。
●ゴールド・コースト（Gold Coast）
クイーンズランド州の南東端部に位置し、南北約40�劼鳳笋咾觝拂垢こど優螢勝璽氾垰圈�サーファーズ・パラダイスをはじめとするビーチのほか、
島の楽園カランビン野鳥園、遊園地、動物園など人気のスポット
●アデレード（Adelaide）
サウス・オーストラリア州の州都。オーストラリア第５の都市。芸術祭の行われるフェスティバル・センター、クリーランド野生動物保護区、グレネルグ・ビーチなどが
見どころ。また、南西海上のカンガルー島は貴重な生物の宝庫となっている。
●アリス・スプリングス（Alice Springs）
オーストラリアのほぼ中央に位置するノーザン・テリトリー南部の中心都市であり、褐色の砂漠地帯にある。ロイヤル・フライングドクター・サービス基地があり、
近郊ではラクダや気軽に乗ることもできる。また、エアーズロック空港への乗換都市として、多くの観光客が訪れる。
★エアーズ・ロック（Ayers Rock）
アリス・スプリングスの南西440�劼砲△襦▲Ε襯襦璽�タ・ジュタ国立公園内にある世界最大級の単一岩。周囲約9�辧�地表からの高さ348m（標高868m）。
太陽の移動に伴って色が変化して美しい。岩肌にはアボリジニの壁画が描かれ、今も聖地として崇められている。近くに空港があり、
アリス・スプリングスやケアンズなどからの直行便が乗り入れている。。
●ウルル カタ・ジュタ国立公園 世界遺産
地球のへそと呼ばれるウルル（エアーズロック）と、同じく岩石の山であるカタ・ジュタ（オルガ山）を有し壮大な景観を有する。またアボリジニの重要な聖地の一つ、
古来からのアボリジニの痕跡を随所に残す文化的な場所でもある。公園はアナングと呼ばれるアボリジニの民族集団による所有地である。
◆タスマニア島（Tasmania） 世界遺産
オーストラリア大陸の南東方にある同国最大の島であり、同名の州を構成している。州都はホバート。1642年にオランダ人タスマンが来航し、19世紀初めまで
イギリウの流刑植民地であった。夏の避暑地・保養地で、自然の宝庫である。クレイドル山、ホバードの旧市街バッテリー・ポイントなどが見どころ。
タスマニア島のみに生息する野生動物のタスマニアン・デビル（世界最大の肉食有袋類、別名フクロアナグマ）でっも有名
●パース（Perth）
オーストラリア南西部、インド洋に面する同国第４の都市。ウエスタン・オーストラリア州の州都でもある。河口に開けた港町フリーマントルは港湾・工業地区であり
1987年のアメリカズ・カップ・ヨット・レーヌの開催地として有名。市のランドマークのベルタワー7、珍しい野鳥や動物が生息するキングス・パーク、州のシュンボルと
されるブラックスワンなどの水鳥が集うモンガー湖が見どころ。市の北約250�劼砲△襯團淵�ルズは、広大な砂地に平たく大きな岩石が無数に並び、
「荒野の墓票」と呼ばれる景観である。また、パースの沖合いにリゾートアイランド「ロットネスト島」がある。
●ダーウィン（Darwin）
ノーザン・テリトリーの州都。港湾都市であり、北部オーストラリアの物資集散地。原始の自然が多く残る南国の地である。
カカドゥ国立公園、リッチフィールド国立公園への玄関都市でもある。
★カカドゥ国立公園 世界遺産
40万年以上前から人が住んだ形跡があり、洞窟壁画が残されている、文化的意義と固有の動物や、氾濫原などを有する環境的意義両方を有する国立公園
●オーストラリアの囚人遺跡群 世界遺産
主にタスマニア州、ニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州の海岸線及びノーフォーク島に位置していて、かつて大英帝国のオーストラリアにおける
植民地拡大時代にアボリジニの人々がそこに移住するよう強制された。何万もの男女、子供が強制的に収容所に送られ、居住していた。
この遺産群は大規模な囚人の移送と強制労働者を用いた帝国主義に基づくヨーロッパ勢力による植民地拡大の現存する重要な証拠と考えられる。
●ロード・ハウ島群 世界遺産
ロード・ハウ島群は海水による浸食で作られた島で、険しい山や珊瑚礁などを抱え、ロード・ハウ島でしか見られない生物を多数抱える、
豊かな自然地域である。1981年ロード・ハウ島法等の法律で保護されている。
●オーストラリアのゴンドワナ多雨林群 世界遺産
34の自然保護地域などを抱えるこの遺産は、広大な地域を抱え保護地域ごとに違った種類の多雨林を見せる。希少な植物は200種以上抱え、動物も
ヒメウォンバットやアルバートココドリなどの非常に珍しい動物も多種抱える。またオーストラリア大陸が他の大陸から分離する前の痕跡なども残す貴重な遺産
●西オーストラリアのシャーク湾 世界遺産
西海岸中央部ガスコイン地域に存在する湾、このストロマトライトは最初に地上に上がった生命体で、最古のもので35億年ぐらい前のものであると、
最近の研究では言われている。冬の気温は15℃ほどだが水温は20℃以上あることから、ジュゴン、ジンベイザメ、ウミガメ、イルカ、オニイトマキエイなどが群生し、
インド洋から南極海へ移動するザトウクジラも立ち寄る。
●ハード島とマクドナルド諸島 世界遺産
ハード島は荒涼として、起伏が多いのが特徴で、ビッグベン・マッシフにある2745mのモーソン・ピークなどに代表される。マクドナルド諸島は比較的小さく、
岩で出来ているのが特徴である。それらすべての面積は412平方kmである。港はない
●マッコーリー島 世界遺産
オーストラリア大陸および、タスマニア島よりも、ニュージーランドに近く位置する。島は全長約34kmの島で、幅は最大5kmという細長い島である。風が激しいため
木が生えず、島には草原が広がっている。一方でペンギンの大規模繁殖地であり、島内では数種類のペンギンを抱える。またアザラシも数種抱える。
これらのペンギンやアザラシは20世紀初頭までに乱獲が行われ、その数が激減したが近年の保護活動によりある程度回復した。
●パーヌルル国立公園 世界遺産
オーストラリアの西部、パースの2054km北東に位置する。一番近い町は公園から見て北に位置するカナナラで、ノーザン・ハイウェーを利用して約250kmの距離に
スプリング・クリーク道があり、これを利用してのアクセス。この道路の利用が出来るのは乾期（4月〜10月）のみで、また四輪駆動車も必要。この道を安全に
通過した場合51kmの距離を3時間で走ることになる。また飛行機などを利用する場合、カナナラから187kmの地点、ワームンにヘリコプター地点があり、
またクヌナラから直接飛行機を利用することも出来る。
●ニンガルー・コースト 世界遺産
西海岸にある珊瑚礁で、パースの北おおよそ1,200�劼飽銘屬垢襦�珊瑚礁の長さは、260�劼肪�し、オーストラリアでは最大規模の珊瑚礁である。
ニンガルー・リーフは、ジンベイザメが一定の期間、生活を営んでいる場所であり、エコ･ツーリズムに関して、活発な議論が行われた場所として知られている。
1987年、リーフとその周辺は、ニンガルー海洋公園として指定された。
●ウィランドラ湖群地域 世界遺産
ウィランドラ湖の周辺はオーストラリア大陸が他の大陸から分離する以前の痕跡をとどめる地帯である。また、3万年前のアボリジニの遺産が残されている
文化的な側面も持つ。