パキスタン
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正式名称 |
パキスタン共・イスラム和国 |
首都 |
イスラマバード（ＩＳＢ） Islamic Republic of Pakistan |
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政体 |
共和制 |
言語 |
ウルドゥー語（公用語）、英語など |
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宗教 |
主にイスラム教（国教） |
通貨 |
パキスタン・ルピー（約0.99円） |
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地勢 |
北端にはカラコルムとヒンドゥークシ両山脈が走り、その山間から南のアラビア海まで国土の中心部をインダス川が貫流している。 | ||
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インダス川の西側はわずかな平地を除くとスライマン山脈が走り、インダス川の東側は平地、北部のインド国境は砂漠地帯が大半を占める。 | |||
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気候 |
北・西部は乾燥気候であるが、平野部は温帯モンスーン気候の特色を示す 6〜7月の砂嵐は激しい | ||
世界遺産
モヘンジョ・ダロの考古遺跡、タキシラ、ラホールの城塞とシャーラマール庭園
タフテ・バヒーの仏教遺跡郡とサリ・バロールの近隣都市遺跡郡、タッターの文化財
名物料理
カバープ（香辛料をつけた焼いた肉）、コールマー（肉カレー）、
キーマ（タマネギ、ひき肉、香辛料、トマトなどを炒めたもの）
タンドリー・チキン（ヨーグルトと香辛料をつけて蒸し焼きにした鶏肉）
土産品
銅製品、木彫製品、民族衣装（カミーズ、シャルワール）、香辛料
アトラクション
バザール、トッレキング（北部）
主要地ガイド
●イスラマバード（IslaMabad）
1970年に発足した人工の新首都「イスラムの都市」の意。シャー・ファイサル・ソスクがある。
★タキシラ 世界遺産
イスラマードの北西約40�劼離�ンダーラ地方の古代遺跡。紀元前5世紀に興り、政治・商業の要衝として、また仏教の中心としてさかえた。
ビールの丘（都市遺跡）、シルカップの都市跡、ダルマラージカ仏塔、タキシラ博物館などが見どころ。
六派哲学の一つであるヴェーダーンタ学派、また、インドの仏教の中心の役割を果たしてきた。
タキシラは歴史的に3つの重要な交易路が交差する場所に位置していた。1つはマガダ国の首都パータリプトラから続く道であり、1つがバクトリアや
ペシャーワルといった北西から続く道、最後の1つがシュリーナガル、マーンセヘラー、ハリープル渓谷を経由してシルクロードへとつながる道である。
●ペシャワル
ガンダーラ地方の中心地。中央アジアとインド亜大陸を結ぶカイバル峠が西17�劼砲△蝓∪�治・商業の中心と栄えた
博物館、バザール、バラ・ヒサール要塞などが見どころ
★カイバル峠
アフガニスタンとの国境にある峠で、古くから西アジア（ユーラシア世界）と北西インド（南アジア世界）とを結ぶ重要な交通路。標高約1070m
●ラホール
パンジャブ地方の主要都市であり、ムガル帝国時代の建築物が多く残されている。ラホール市内は歴史的建造物がある。
▼城塞とシャーラマール庭園 世界遺産市街の北西に位置し、城内にはシーシュ・マハル、アーラムギーリー門、ノウラーカー・パビリオン、モーティー・マスジド
など遺跡が存在する。シャーラマール庭園 ムガル帝国皇帝シャー・ジャハーンによって建設が開始され翌年完成。
★モヘンジョダロ 世界遺産
紀元前2500〜1500年頃のインダス文明の最大の都市遺跡。穀物倉、沐浴場跡、モヘンジョダロ博物館などがある。
★ハラッパー
モヘンジョダロと同じく紀元前2300〜1750年、ラービー河岸に栄えたインダス文明の遺跡
◆スワート渓谷（Swat Velley）
ヒマラヤの高峰から流れる河川のうち、スワート川を中心に形成された渓谷に秘境の村落が点在する。サイドゥ・シャリフがその中心
●カラチ
パキスタン最大の都市で、商工業の中心でもある港湾都市。1947年独立後の首都でもあった。
カイデ・アーザム廟、パキスタン国立博物館、クリフトン海岸などが見どころ
●ロータス・フォートまたはロータス城塞 世界遺産
シェール・シャーによって建設された要塞。周囲は約4�劼肪�し、パシュトゥーン建築とヒンドゥー建築の両様式が絶妙に融合した最初期の事例である。
ロータス・フォートは、ジェーラム市の北16�劼飽銘屬靴討い襦３と�818m、面積は12.63Aエーカー。この砦の北側にはカーハーン川が大きく蛇行する形で流れており、
また西の方角には東部大岩塩層で最も標高が高くなるティッラー・ジョーギヤーン丘陵がある。
●タッターの文化財 世界遺産
低シンド地域の首府として機能し、1592年には、ムガール帝国の支配下に入った。1739年に、ナーディル・シャーがイランよりインドへ
侵攻するとタッターは陥落すると同時に放棄されるにいたった
●タフテ・バヒーの仏教遺跡郡とサリ・バロールの近隣都市遺跡郡 世界遺産
紀元前1世紀に遡ることができる仏教遺跡。パキスタン・カイバル・パクトゥンクワ州の都市であるマルダーンから約15km、
ペシャーワルからは北西80km離れた場所にある。タフテ・バヒーと近くにあるサリ・バロールの都市遺跡と合わせて世界遺産
■カラコルム・ハイウェイ
中国の新疆ウイグル自治区最西部とパキスタン北部間ｗｐカラコルム山脈を横断し結ぶ世界一高所を走る国境越え舗装道路。
途中4693mのクンジュラブ峠を通る。このハイウェイにより、パキスタンと中国の間にそびえる標高世界第2意のK2（標高8611m）や
世界第9位のナンガ・パルバット（標高8125m）などにアクセスできる。
■ガンダーラ
現在のパキスタン北西部及びアフガニスタン東部に紀元前6世紀〜11世紀にあった古代王国。特に1世紀〜5世紀には仏教を信奉したクチャーナ朝のもとで
最盛期を迎えた。また、ギリシャ、シリア、ペルシャ、インドなどの様々な美術様式を取り入れた仏教美術（ガンダーラ美術）を生み出した地として知られる。
インドで生まれた仏教は当初、仏陀そのものの偶像崇拝を否定していたが、この地でギリシャ文明と交ることで、仏像を初めて生み出した