イ ン ド
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正式名称 |
インド |
首都/英字 |
デリー（ＤＥＬ） india |
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政体 |
連邦共和制 |
言語 |
ヒンズー語（公用語）、英語（準公用語） |
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宗教 |
ヒンズー教（83％）、イスラム教（11％）など |
通貨 |
インド・ルピー（1.70円） |
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地勢 |
北部のネパール国境を接する山岳地帯、半島部の中心をおおうデカン高原、ガンジス川流のヒンドスタン平野、ブラマブトラ川上流の | ||
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アッサム地方、西海岸ならびに東海岸の地方に分けられる。 | |||
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気候 |
熱帯から亜寒帯まで多様性に富んでいるが、大半が熱帯モンスーン気候に属する。夏季は熱帯性低気圧サイクロンが多数襲来する | ||
世界遺産（32件） アジャンター石窟群、エローラ石窟寺院群、アーグラ城塞、タージ・マハル
コナーラクのスーリヤ寺院、マハーバリプラム、ゴアの教会群と修道院群、ハンピの建造物群
カジュラーホーの建造物群、ファテープル・シークリー、パッタダカルの寺院群、フマーユーン廟
エレファンタ石窟群、大チョーラ朝寺院群、サンチーの仏教建造物群、インドの山岳鉄道群
ブッダガヤの大菩提寺、ビンベットカの岩陰遺跡群、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
チャンパネール・パーヴァガドゥ遺跡公園、
ラージャスターン州の６つの丘陵城砦群、赤い城、ジャンタル・マンタル、グジャラート州パタンのラーニキ・ヴァヴ［女王の階段井戸］
＜自然遺産＞
カジランガ国立公園、マナス野生生物保護区、ケオラデオ国立公園、西ガーツ山脈
スンダルバンス国立公園、ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園、大ヒマラヤ国立公園
名物料理
タンドリー・チキン（鶏肉の蒸し焼き）、ミールス（南インドの定食 バナナの葉がお皿）
パラク・バニール（チーズ入りホウレンソウ・カレー）、プラーオー（インド風ピラフ）
ナン（精白した小麦粉を発酵させ、練って薄く伸ばして焼き上げた主食）
チャパティ（精製していない全粒の小麦粉を、水とバターをオイル状にした鉄板で焼いたパン）
土産品
木彫製品、インド更紗、民族衣装（クルタ、サリー）、紅茶、香辛料、金銀細工
アトラクション
古典舞踊（カタカリダンス）、ホーリー祭り（3月）、ダシャラー祭り（9〜10月 雨季の終わりを祝う）
主要地ガイド
●デリー
ガンジス川の支流ヤムナ川西岸に位置し、13世紀〜116世紀の諸王朝に続いて16世紀に台頭したムガル帝国が19世紀半ばに崩壊するまで首都であった
現在もインドの首都、 インドの首都は狭義にはデリーの一部のニューデリーとされるが広義にはデリーとされる
▼ラール・キラー（赤い城） 世界遺産 オールドデリーの中心にあるムガール帝国時代の広大な城。1639〜48年に第5代皇帝シャー・ジャハーンによって
建設された。城壁が赤い砂岩で築かれており、レッド・フォート（デリー城）とも呼ばれる。
ムガル帝国時代の城塞。「セポイの反乱」で多大な被害を受けた。
▼フマーユーン廟 世界遺産 ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。インドにおけるイスラーム建築の精華のひとつと評され、
その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたといわれる
▼クトゥブ・ミナール 世界遺産 1200年ごろに奴隷王朝の建国者であるクトゥブッディーン・アイバクによって、
クワットゥル・イスラーム・モスクに付属して建てられた、高さが72.5mあり、世界で最も高いミナレットである
▼ジャマー・マスジット オールドデリーにあるインド最大の規模を誇るモスク。金曜日に集団礼拝が行われる。
正面左のミナレットから眺めがよく、市街を一望できる。
▼ラクシュミー・ナラヤン寺院 ニューデリーの繁華街「コンノート・プレイス」の西2�劼離泪鵐妊�ル・マーグル（寺院通り）にあるヒンドゥー寺院。
1932年に大財閥ビルラー家が建立し、別名ビルラー・テンプルで知られる。
▼ラージ・ガート 独立の父ガンジーが死の翌日に火葬に付された場所。遺灰はインド各地の川に流された。
ガンシーの最後の言葉「おお神よ」と刻まれた黒い大理石があり、周りには公園や記念博物館がある。
▼チャンドニ・チョウク ラール・キラーの正面に延びる賑やかな大通り。別名「月光通り」、「銀の道」通りの両側を多くの店が埋め尽くし
下町の雰囲気がある。宝石や金銀細工の店が有名
●アグラ
16世紀初めメロディー王朝の首都となった後、何回かムガル帝国の首都として繁栄した。
▼タージ・マハル 世界遺産ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟
▼アーグラ城塞 世界遺産ムガル帝国時代の城塞、赤砂岩で築かれた城壁の色から「赤い城」とも呼ばれている
▼ファテープル・シークリー 世界遺産アーグラ約40km西に位置する、ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市
勝利の都シークリーという意味。勝利の都と名づけられたのは、当時、アクバルがグジャラート地方での戦いに勝利したため
●ジャイプール
インド北部、インドで面積が最大ラジャスタン州の州都。「風の宮殿」（ハーワ・マハル）、シティ・パレス、郊外には遷都前の城アンベールがある。
約10kmの赤い城壁に囲まれ、別名「ピンク・シティ」
▼ラージャスターン州の６つの丘陵城砦群 世界遺産 ��アンベール城（ジャイプール） �▲船奪函璽襯�ル城砦 （チットールガル）
▼ジャンタル・マンタル 世界遺産ジャイプルにある天文台。天文学者でもあったムガール帝国のマハラジャ、
ジャイ・スィン2世によって1728〜1734年に建てられた、マハラジャの居城「シティ・パレス」の一角。
●ケオラデオ国立公園 世界遺産 ラムサール条約指定
ラジャスタン州にあり、かつてはバラトプル鳥類保護区として知られていた。ここをソデグロヅルのような絶滅危惧種や希少種が越冬地として過ごす。
またここには230種以上の鳥類が生息しており、冬季には鳥類学者が訪れる場所
●ウダイプール
インド北部、ラジャスタ州の主要都市、白い建物の景観が美しく、別名「ホワイト・シティ」現在ホテルとして使われている湖中の
「ジャグ・ニワス宮殿（レイク・パレス）」は有名。湖畔に豪華なシティ・パレスが立つ。
★カジュラーホーの建造物群 世界遺産
10〜11世紀のチャンデーラ王朝時代に建てられた数多くのヒンドゥー教寺院、ジャイナ教寺院群があり、明るい官能性豊かな彫刻「ミトゥナ像」で有名
ラクシュマーナ寺院、カンダリア・マハデバ寺院、バルナスバナード寺院、考古い学博物館、85ヶ所に及ぶ寺院が建設されたと考えられている
★サンチーの仏教建造物群 世界遺産
インド中部のマディア・プラデーシュ州の州都ボーパールの北東67�辧５�元前3世紀のアショカ王時代〜12世紀の仏教の中心地
最古のストゥーパなど大乗仏教遺跡が多数存在する
▼サンチの塔 インド古代史の上で最初の統一国家であるマウリヤ朝の最盛期を築いたアショーカ王は嵩仏王と呼ばれた
●バラナシ
ガンシス川沿いにあるヒンドゥー教の一大聖地。ベナレスと呼ぶことも多い。数多くの寺院がある宗教都市。ガンジス川の西岸の「ガート」（沐浴場）には
参拝者が身を清める光景がみられる。ビシュワナート寺院、ドゥルガー寺院、北郊外6ｋｍに仏教の聖地「サールナート」がある
◆仏跡巡り
釈迦ゆかりの地がインド北部のネパール国境近くに点在している。仏教4大聖地として、釈迦生誕の地「ルンビニ」（ネパール内）、悟りを開いた
「ブッダガヤ」（ビハール州パトナーからおよそ96km離れたところに位置）、初めて説法した「サールナート」、入滅の地「クシナガル」がある
▼ブッダガヤの大菩提寺 世界遺産ブッダガヤにある寺院。古い煉瓦構造建築様式の1つである 釈迦牟尼が悟りを開いた場所であり、
●スリナガル
ジャンム・カシミール州の夏の州都。風光明媚な湖水が多いカシミール高原の中心地で、インド最大の避暑地。ムガル庭園、ダル湖などがある。
▼ラダック地方 スリナガルの東北東にある山岳地帯「小チベット」と呼ばれるチベット仏教徒（ラマ教徒）の多い地方
●アムリツァル
パンジャブ州の商工業都市。シク教の総本山ゴールデン・テンプル（黄金寺院）があり、シク教徒の礼拝地になっている。
●ムンバイ（旧ボンベイ）
16世紀にポルトガル領、17世紀にイギリスの東インド会社の商業活動の中心地として発達した「アラビア海」に面するインド第１の都市。
インド門、プリンス・オブ・ウェールズ博物館、マリーン・ドライブ、沈黙の塔。
▼エレファンタ石窟群 世界遺産ムンバイ近海のアラビア海に浮かぶエレファンタ島にある石窟寺院である。
シヴァ信仰の中心地であり、グプタ朝時代に建設が始まったとされる
★エローラ石窟寺院群 世界遺産
ムンバイの東にあるオーランガバードの北西32kmの4〜12世紀にかけて造られた仏教、ヒンドゥー教（岩石寺院カイラーサ・ナータ）、 ジャイナ教の石窟寺院が2kmにわたって並ぶ世界的に有名な石窟群
★アジャンター石窟群 世界遺産 オーランガバートの北東106kmでデカン高原を蛇行するワゴーラ川湾曲部を囲む断崖を550mにわたって
断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群
▼チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅 世界遺産 鉄道駅、1888年に建造された駅舎はヴェネツィアゴシック建築様式で、壮麗で豪奢な建築物
●ビンベットカの岩陰遺跡群 世界遺産
インド・バングラディッシュ・パキスタン・ネパール・ブータンなどを含みインド半島の大部分を占めるデカン高原北部のビンディヤ山脈で見れます
●コルカタ（旧カルカッタ）
1600年にイギリスの東インド会社ができてからイギリスのインド支配の中心地。デリーに遷都するまでのインドの首都であった。
インド第3の都市、マイダン公園、ウィリアム要塞、インド博物館、ビクトリア記念堂、パレシューナート寺院、カーロー寺院などが見どころ
●ダージリン（Darjeeling)
標高2100mの東部ヒマラヤの中腹にある避暑地。カンチェンジュンガなどの高峰が展望できる。紅茶の山地として有名
ロイド植物園、自然史博物館、ヒマラヤ動物園などが見どころ
▼インドの山岳鉄道群 世界遺産インドの山岳部を走る鉄道を対象、1999年に「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」、2005年にニルギリ山岳鉄道、
2008年にはカールカー・シムラー鉄道が拡大登録
▼西ガーツ山脈 世界遺産西海岸沿いにある山脈である。山脈南部のニルギリ山地は、
その名から紅茶のブルーマウンテンと呼ばれる良質のニルギリ紅茶の産地
●大ヒマラヤ国立公園 世界遺産
1999年にヒマラヤ山脈西部に設定された国立公園、ヒマーチャル・プラデーシュ州内に位置している。自然美と生物多様、生物多様。
●ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園 世界遺産
チベットや中国との国境付近であるガルワール・ヒマラヤ地方に存在し、インドではウッタラーンチャル州に位置、
その高地ゆえに希少な動植物が多く生息しており、古来よりヒンドゥー教の聖なる山として崇められてきた「ナンダ・デヴィ峰」を中心とした公園。
高さもインドで２番目に高峰で、標高約7817m。世界で数えても、８番目に高い山として知られています。
名前の由来は、ヒンドゥー教の最高神の一人シヴァ神の妻であるパールヴァティの化身・女神ナンダ・デヴィの名から取られています。
●チャンナイ（旧マドラス）
1740年にイギリスの東インド会社が要塞を築いて発展した商業都市。インド第5の都市。カパレーシュワラ寺院、サン・トメ大聖堂、
セント・ジョージ要塞などが見どころ
▼マハーバリプラム 世界遺産チェンナイの南約60�劼飽銘� 花崗岩の岩山を掘削した石窟寺院、牧歌的な趣きのある岩壁彫刻や石彫寺院
最初期の石造寺院である石積みの「海岸寺院」など、インド中世建築発祥の地のひとつ
●コナーラクのスーリヤ寺院 世界遺産
コナーラクにある、ヒンドゥーの太陽神スーリヤを祀る寺院。馬車が彫刻として残っている。高さ3mの車輪が基壇に彫られ、その数は24に及ぶ
●ゴアの教会群と修道院群 世界遺産
1510年にポルトガルに占領されていた現在「オールド・ゴア」と呼ばれている地域を指します。ここにはポルトガルの首都リスボンを
モデルにしたヨーロッパ風な町並みが造られ、キリスト教布教の拠点として多くの教会や修道院が建てられたのです
●チャンパネール・パーヴァガドゥ遺跡公園 世界遺産
インド西部のチャンパネールは、４世紀頃からヒンドゥー教の王国として栄えた町です。近くのパーヴァガドゥの山には古い寺院があり、
現在も聖地として多くの信者が訪れ、町中に残っている遺跡はイスラム教のモスクです。
15世紀末、イスラムの王国が緑と水が豊かなチャンパネールを攻め落とし首都としたため。
●グジャラート州パタンのラーニキ・ヴァヴ［女王の階段井戸］ 世界遺産
古来から西アジアとの重要な交易地であって、インダス文明の港湾都市とされるロータルや近年発見されたドーラヴィーラなどが栄えた
階段井戸は精密な彫刻がとても美しく、宮殿の様な巨大地下建築です。 2014年に世界遺産に登録
●カジランガ国立公園 世界遺産
保護されている地区の中では、最もトラの居住密度が高く、2006年に、トラの保存計画であるプロジェクト･タイガーの参加、
他のインドの国立公園と比較して、野生生物の保護に成功している国立公園。エレファント・グラス（ススキ）が広範囲で自生しており
カジランガの湿地帯には、熱帯性の広葉樹林が広がり、ブラマプトラ川を含む4本の河川が交錯する。
●マナス野生生物保護区 世界遺産
面積 360 km2 の鳥獣保護区が端緒であり、1973年にはマナストラ保護区が設定。マナス森林保護区と北カムラップ森林保護区が設定
●スンダルバンス国立公園 世界遺産
バングラデシュとの国境に近い西ベンガルに位置。世界最大規模を有するデルタ地帯の一画を占め、数多くの希少種や絶滅危惧種が生息している。
●ハンピの建造物群 世界遺産
14世紀から16世紀にかけて南インドのヒンドゥー教勢力が結束して成立したヴィジャヤナガル朝の王都、数多くの宮殿やヒンドゥー教寺院が造営された
●パッタダカルの寺院群 世界遺産
カルナータカ州北部に立地する村。6世紀から8世紀にかけてのヒンドゥー教建築は、ピラミッド形をした南部の様式と砲弾形をした
北部の様式が混在し、現在、9寺院が残っており、すべて宇宙の破壊と創造を司るシヴァ神を祀ったものである
●大チョーラ朝寺院群 世界遺産
チョーラ朝時代に建設された南インドにおけるヒンドゥー寺院群のことである
■インダス文明
インドの先住民族のドラビダ人の開いたインド最初の都市文明。強大な支配権力を示す宮殿や陵墓がなく、都市計画に基づいて主に煉瓦を材料として
建設され、整然たる道路と下水道、公共建築物が残されている。モヘンジョダロ（死者の丘）とハラッパーの遺跡は水路で連絡されていた
■バラモン教
カーストの最上位に位置するバラモンが説きかつ継承した宗教。ヴェーダを天啓として権威あるものとして尊び、犠牲を中心とする祭式を尊重して、
バラモンを宗教上・社会上の特権的地位に引き上げた。バラモン教は形式化し、4世紀にはヒンドゥー教に継承されて行く。