キューバ
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正式名称 |
キューバ共和国 |
首都／英字 |
ハバナ Republic of Cuba |
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政体 |
社会主義共和制 |
言語 |
スペイン語 |
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宗教 |
カトリック40％ |
通貨 |
キューバ・ペソ（104.37円） |
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地勢 |
カリブ海最大の島国。大アンテイル諸島西端のキューバ島と1600あまりの属島と岩礁から成る。 | ||
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南東端のマエストラ山脈以外（国土の4分の3）は標高100mに満たない平坦地である。 | |||
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気候 |
亜熱帯海洋性気候であるが、北東貿易風の影響でしのぎやすい | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
ハバナ旧市街とその要塞群、トリニダとロス・インヘニオス渓谷
サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城 、ビニャーレス渓谷
キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観、カマグエイ歴史地区
シエンフエーゴスの都市歴史地区
＜自然遺産＞
グランマ号上陸記念国立公園
アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園
名物料理
タホサ（馬肉の塩漬けをそぼろ状にしたもの）
アヒアコ（豚肉と野菜の煮込み）、フリホール。ネグロ（豆の煮込み）
コングリ（主食となる黒豆入りご飯）、ポニアト（サツマイモのフライ）
土産品
ハバナ葉巻、陶器製人形、皮製品、楽器、ラム酒
アトラクション
マンボ、ルバ、チャチャチャ、ソン（サルサのベース）のライブ
観光
ヘミングウェイの足跡を辿る
主要地ガイド
●ハバナ（Havana）
キューバの首都であり、カリブ海最大の港湾都市「カリブ海の真珠」といわれるほど美しいスペイン風の町並みを持つ。スペイン・コロニアルの
情緒を残す旧市街は世界遺産。ヘミングウェイのゆかりの地でもあり、郊外のある漁村コヒマルは名作「老人と海」の舞台になった地である。
▼アルマス広場 ハバナ最大の見どころである旧市街観光の起点となる広場。ヤシの木に囲まれた広場の中央には、1808年の独立戦争の
火付け役となったカルロス・マヌエル・デ・セスペデスの像が立つ。東側には、ハバナ最初のミサが行われた場所に建てられた
ギリシア式寺院エル・テンプレテがある
▼カテドラル 1555年から最大の信仰を集めるカトリック教寺院であるが、現在の建物は1704年に建てられたもの。キューバ風バロックスタイルで
その荘厳な佇まいは圧巻である。正面に建つ2つの塔のうち、右側の塔に重さ7トンの鐘が下がっている。
カテドラル広場には17世紀の石畳が使われている。
▼モロ要塞 旧市街から海底トンネルで運河を横断したところにある石造りの要塞。1762年にイギリスが要塞を襲撃してハバナがイギリス領と
なったが、１年後にはスペイン政府が取り返した。要塞の必要性がなくなってからは、牢獄として使用され、今では東大の役目も
果たしている。内部には博物館、レストラン、ショップなどがある
▼ガルシア・ロルカ劇場 1838年に建てられたスペイン・バロック式建築の劇場。グラン・テアトペラ団や国立バレエ団の公演が行われ、国際バレエ・
フェスティバルの会場でもある。外観のほか内部も見学ツアーで見ることができる。
▼旧国会議事堂 1929年に建てられた高さ98m、幅208mの建物。米国のホワイトハウスがモデル。入口には、世界で３番江mに大きい女性像があり、
台座を合わせると高さ15m。内装には大理石がふんだんに使われ、床には24カラットのダイヤモンドのレプリカが埋め込まれている。
▼革命広場 新市街の中心にある広場で、年に2回（1月、5月）カストロ議長の演説が行われる総省、郵政省、軍のオフィスなどがあり
国家の中心的場所となっている。
▼ホセ・マルティ記念博物館 以前、共産党のオフィスとして使用されてた高さ109mの星形の塔。博物館としてオープンしたのは、独立戦争の指導者で
キューバの英雄とされるホセ・マルティが亡くなってから101年目にあたる1996年。市内で一番高い建物であり
最上階の展望台からは市街を一望できる。
●トリニダとロス・インヘニオス渓谷 世界遺産
キューバ中央部サンクティ・スピリトゥス州の町。建設当初の正式名はサンティシマ・トリニダである。砂糖取引で栄えたかつての繁栄を偲ばせる町並みは、
近隣のロス・インヘニオス渓谷。トリニダの外側およそ12 km に位置するサン・ルイス、サンタ・ロサ、メイエルという3つの渓谷の総称である。
ロス・インヘニオスとは「機械類」のことで、後述の製糖機械にちなむ名称であり、「砂糖の谷」の異名もある。山間に平坦な地形が広がっている
●サンティアゴ・デ・クーバ サン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城 世界遺産
ミラノの軍事技師の家に生まれたジョヴァン・バッティスタ・アントネッリによって、1637年に設計された。都市には、1590年から1610年に建造されていたより
小さな要塞が存在していたが、都市の総督であったペドロ・デ・ラ・ロカ・イ・ボルハは、襲い来る海賊への防衛施設として新たに依頼したのである。
●ビニャーレス渓谷 世界遺産
キューバにあるカルスト地形の窪地である。、ピナル・デル・リオ州ビニャーレス市の真北にあたるオルガノス山脈に位置している。渓谷の麓では、
伝統的な農法によってタバコなどが栽培されており、その耕地が独特の景観を提示している。
●キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観 世界遺産
キューバのサンティアーゴ・デ・クーバ州とグアンタナモ州にまたがる、81475ｈａの土地に、171のコーヒー・プランテーションの遺跡が存在する。
●シエンフエーゴス 都市歴史地区 世界遺産
シエンフエーゴスは1819年に築かれた都市である。当時はスペイン帝国の植民地だったが、実際の入植者はフランス系移民が多く含まれていた。
彼らの出身はフランス本国のボルドーや、フランス領だったことがあるルイジアナなどであった。都市は、スペイン本国の啓蒙主義を反映した近代的な都市計画に
基づいて、格子状の街路に整然と建造物が並べられ、一体的な景観を呈している。当初は新古典主義様式が用いられたが、次第に他の様式が折衷されていった。
19世紀前半に建造された建物で残っているのは6棟、19世紀後半のものは327棟、それ以降のものが1188棟である
●カマグエイ歴史地区 世界遺産
キューバ中部にある都市。カマグエイ州の州都。旧称はサンタ・マリア・デル・プエルト・プリンシペ。。ハバナの南東方約550kmの地点にあり、キューバ島内陸の
交通要衝。サトウキビ栽培と牧畜が主に行われている肥沃な農業地帯の中心都市であり、製糖業などの食品加工業、及びに商業が活発に行なわれている。
農産物は東方約50kmの地点にあるヌエビタス港から積み出される。その他周辺には、クロムやマンガンなどの鉱床があり、現在開発が進行中である
●グランマ号上陸記念国立公園 世界遺産
1986年に国立公園に設定された。名前は、1956年にフィデル・カストロたちがグランマ号でキューバ上陸を果たしたラス・コロラダス地域
●アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園 世界遺産
グアンタナモ州とオルギン州にまたがる国立公園である。総面積は714.4平方�辧Ｌ樵阿陵獲茲魯疋ぅ弔硫奮惻�アレクサンダー・フォン・フンボルトが1800年から
1801年にかけてキューバを訪問したことに由来する。その面積、標高差、岩石学においての複雑さ、地形の多様性、そして固有な植物相、動物相の豊かさが評価