ブラジル
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正式名称 |
ブラジル連邦共和国 |
首都／英字 |
ブラジリア Federative Republic of Brazil |
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政体 |
連邦共和制 |
言語 |
ポルトガル語 |
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宗教 |
カトリック約72％ プロテスタント約23％ |
通貨 |
ブラジル・レアル（44.157円） |
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地勢 |
国土の8分の3が北部アマゾン流域・南部のバラナ流域・海岸平野などであり、8分の5が中央のブラジル高原と北部のギアナ高地で占められている。 | ||
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アマゾン流域は熱帯雨林を形成し、南部の亜熱帯森林帯は肥沃であり、農業生産力の高い地域である。 | |||
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気候 |
北部のアマゾン流域は、熱帯雨林気候で、乾季を中心に暑さが特に厳しい。高原部はサバナ気候、南部は温帯気候 | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
古都オウロ・プレット、オリンダ歴史地区、サルヴァドール・デ・バイーア歴史地区
グアラニーのイエズス会伝道所群、ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所
セラ・ダ・カピバラ国立公園、 リオデジャネイロ : 山と海との間のカリオカの景観群
ディアマンティーナ歴史地区、ゴイアス歴史地区、サン・ルイス歴史地区
サン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場、ブラジリア
＜自然遺産＞
イグアス国立公園、大西洋岸森林南東部の保護区群、パンタナル自然保全地域
コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群
セラード保護地域：ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園
ブラジルの大西洋上の島々：フェルナンド・デ・ノローニャ諸島とロカス環礁の保護区群
名物料理
シュラスコ（肉の串焼き）、フェイジョアーダ（黒豆の肉の煮込み）、
ムケッケ（シーフードと野菜の煮込み）、ミナス・ジュライス（干し肉や豆を使った料理）
土産品
木彫製品、宝石類（トパーズ、サファイア）、サンバの楽器、皮製仮面、マテ茶
アトラクション
ジャングル探検、蚤の市（サン・パウウロ）
観光
イグアスの滝、アマゾン・ツアー、「愛の島」といわれるパケタ諸島（リオデジャネイロからフェリーで１時間）
主要地ガイド
●ブラジリア（Brasillia） 世界遺産
1960年にリオデジャネイロから移された超近代的な首都。内陸の広大な高原に建設され、どの州にも属さない特別な地区である。
三権広場、国会議事堂、大統領府などが見どころ
●リオデジャネイロ（Rio de Janeiro)
1763年から1960年まで首都であったブラジル第２の都市．世界三大美港のひとつといわれ、カーニバルは世界的に有名。市の中心リオ・ブランコ通り、
コルコバードの丘、ボン・デ・アスーガル、コバカバーナ海岸、イパネマ海岸、カテドラル、国立博物館、植物園、10万人収容のマラカン・ダッカー上などが
見どころ。2016年のオリンピック開催予定地
▼ポン・デ・アスーカル グアナバラ湾にそびえ立つ円錐状の岩山であり、「砂糖パン」の意。海抜390mの頂上までは、ゴンドラに乗って行くことができる。
▼コパカバーナ海岸 世界的に有名なリゾート地として知られ、大西洋に面する約3�劼粒ご濱�には多くの有名ホテル、レストラン、カフェが並ぶ。
遊歩道やアトランチカ大通りはいつも多くの人々賑わっている。
▼イパネマ海岸 世界中でヒットしたボサノバの代表曲「イパネマの娘」に歌われるリゾート地。高級アパートやおしゃれなレストラン、
ブティックが多く、華やかな雰囲気のビーチである。
●サンパウロ（San Paulo）
標高800mの高原にあり、コーヒー産業から成長したブラジル最大の都市。コーヒーのみならず、重工業部門も発展し、南アメリカ最大の工業都市でもある。
日系人も15万人と多く、海外最大の日系人社会が存在する。パウリスタ通り、カテドラル、サンパウロ美術館、イビラプエラ公園、東洋人街などが見どころ。
●サントス（Santos）
サンパウロの南東72�劼砲△襯屮薀献訛茖韻旅創囘垰圈�世界一のコーヒー輸出港でもある。日本からのブラジル移民船第１号が到着した港としても知られる。
モンテ・セラートの丘、カテドラル、旧コーヒー取引所、日系移民上陸記念碑、ラン園などが見どころ。
◆イグアスの滝（Iguassu Falls） 世界遺産
ブラジルとアルゼンチンの国境を流れるイグアス川にかかる世界三大瀑布のひとつ。300以上の滝の最大の落差は100m、滝全体の幅が4�劼砲眞�する。
滝の20�匆捨�でパラナ川に合流する地点は、パラグアイを含む３か国の国境である。フォス・ド・イグアス市が玄関都市
◆アマゾン川（Amazon River）
ペルー・アンデスに源を発し、ブラジルを流れて大西洋に流れる大河。支流を含んでの流域面積は世界最大、また長さもナイル川に次いで世界第２位。
河口にはベレン、河口から約1600�劼気�のぼった奥地には中流の河湾都市マナウスがあり、ここを基地にクルーズを楽しむことができる。
●古都オウロ・プレット 世界遺産
ブラジルのミナス・ジェライス州の歴史的都市。かつては州都であった。名前は「黒い黄金」を意味する。オウロ・プレットとするカタカナ表記は日本人移民のみの
間で使用される移民方言ともいうべき発音法であり、ブラジル発行の日本語新聞であるサンパウロ新聞などに使用されている。
17世紀末にこの地方で起こったゴールドラッシュにより建設された周辺の各部落が集合する形で成立した。
●オリンダ歴史地区 世界遺産
ペルナンブーコ州にある都市で、大西洋に面している。州都レシフェの北に位置している。ブラジル国内の中で、最も保存状態のよい
コロニアル風の建築物が残されている。
●グアラニーのイエズス会伝道所群：、サン・ミゲル・ダス・ミソンイス遺跡（ブラジル） 世界遺産
サン・イグナシオ・ミニ、サンタ・アナ、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ロレート、サンタ・マリア・マジョール（アルゼンチン）
17世紀初頭にグアラニー族への伝道を開始したイエズス会は、グアラニーのキリスト教化を進めるための拠点として、いくつもの伝道用の集落を築いた。
これは、同時に平和な理想郷の形成も企図したものであって、プランテーションなどでの強制労働や奴隷狩りから逃れた先住民たちも匿った。
グアラニー族が住む現ブラジル南部、アルゼンチン北部、パラグアイ南部などには、いくつもの伝道所が築かれ、共同体での生活が営まれていた。
しかし、1767年にスペイン王カルロス3世が発した、アメリカ大陸からのイエズス会追放令によって、伝道所の共同体生活は崩壊した。
●サルヴァドール・デ・バイーア歴史地区 世界遺産
ブラジル北東部の大西洋岸にある港湾都市。同国バイーア州の州都である。なお一般的には、サルヴァドールよりもバイーアと呼ばれる方が多い。
大西洋に面し、「諸聖人の湾」を取り囲む半島に位置している。主要な輸出港であるとともに、この湾周辺の大都市圏の中心でもある。
現在ブラジルで三番目に大きな都市となっている。
●ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖所 世界遺産
ボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂というバシリカ式教会堂と、それに関連する彫刻群で知られている。この聖堂は18世紀のポルトガル人の
金鉱採掘師フェリシアーノ・メンデスの依頼で建てられたものである。この聖堂の特筆すべき主要な彫刻群は、「ブラジルのミケランジェロ」の異名を取った
世界屈指のバロック様式の芸術家アレイジャディーニョの手になるものである。聖堂のファサード前の石段には、石鹸石に彫られた旧約聖書の預言者たちの像が
12体並んでおり、これはアレイジャディーニョの最高傑作の一つに数えられている。
●セラ・ダ・カピバラ国立公園 世界遺産
ピアウイ州の国立公園。世界屈指の考古学遺産を保護するために創設されたもので、時には100m以上の高さにもなる絶壁に刻まれた、
古いものでは6万年前にも遡る3万点もの線刻岩絵群が残されている。他に洞窟壁画も残っている。
●サン・ルイス歴史地区 世界遺産
マラニョン州の州都。メアレム川、イタペクル川、ピンダレー川の三角州であるサン・マルコス湾内のサン・ルイス島にある。ブラジルで唯一フランス人によって
建設された州都である。ブラジルに3つある、島にある州都（他はヴィトーリアとフロリアノーポリス）の1つである。
●ディアマンティーナ歴史地区 世界遺産
ミナスジェライス州の都市である。18世紀のポルトガルにおける植民地時代に建設された都市であり、名前から察することができるように、かつては、
ダイヤモンドの採掘で繁栄した町である。町の名前もダイヤモンドに由来する。ブラジルにおけるバロック建築の保存状態がよい
●ゴイアス歴史地区 世界遺産
ゴイアスが都市として建設されたのは、1727年である。名前は、近くに住んでいた先住民の民族名に由来する。18世紀前半に金鉱脈が発見され、。
ゴールドラッシュを経験する。ゴイアスに残る住宅や教会、博物館などは、当時の面影を残している。しかしながら、1770年ごろには、鉱脈が枯渇し始め、
町も衰退の一途をたどった
●サン・クリストヴァン 町のサン・フランシスコ広場 世界遺産
16世紀末のことで、スペインとポルトガルで同君統治が行なわれていた時代のことだった。当時のセルジッペ州一帯は先住民の抵抗が激しかったため、
他の都市とつながる入植や交易の拠点が必要だったのである。現在の場所に移ったのは1607年のことであり、パラモパマ川 とヴァザ バリス川沿いの丘の上に
建設されたサン・クリストヴァンは、セルジッペ州の中心都市となった。サン・クリストヴァンはサルヴァドールとレシフェをつなぐ交易の中心地となっただけでなく、
サトウキビのプランテーション建設も含めた一帯の植民地政策の司令部としても機能した。
●コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群 世界遺産
南アメリカ大陸の大西洋岸森林のうち、バイーア州南部からエスピリト・サント州北部にかけて存在する8つの自然保護区を対象とする自然遺産で、
単位面積あたりで見た時の樹木の種の多様性は、世界屈指のものである。
●大西洋岸森林南東部の保護区群 世界遺産
パラナ州からサン・パウロ州にかけての一帯に含まれる25の保護区群が対象になっている。一部の保護区は、大西洋岸森林生物圏保護区にも含まれている。
核心地域だけでおよそ47万ha にもなる広大な熱帯雨林地区だが、本来の原生林の8% でしかない。人類の開発の歴史によってその多くが
失われてしまったことから、残されている熱帯雨林の豊かな動物相・植物相を守ることを目的として、世界遺産に登録された。マメ科、トウダイグサ科、
クスノキ科、フトモモ科などの森林が残っている。
●中央アマゾン保全地域群 世界遺産
ジャウー国立公園は、アマゾナス州に拡がる国立公園である。総面積は、2.3万平方�劼魃曚┐襦�ジャウー国立公園は、アマゾンにおける熱帯雨林が
良い状態で保存されており、この地域に入るためには、ブラジル政府の許可が必要である。「黒い川」と形容されるジャウー川は、アマゾン川の支流であり、
腐敗した植物を含み強酸性であるため、川の水は黒い。この周辺の生態系は、デンキウナギの生息地であると同時に、ピラルク、アマゾンマナティー、
カワイルカ、ジャガーなど約120種類の哺乳類が繁殖している。2003年に周辺のマミラウア「持続可能な開発」保護区とアマナ「持続可能な開発」保護区が
拡大登録されて、登録名は「中央アマゾン保全地域群」になった
●パンタナル自然保全地域 世界遺産
南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置する、世界最大級の熱帯性湿地である。パンタナルの名前の由来は、ポルトガル語の「pantano」（沼地を意味する）である。
水文学、地質学、生態学の側面においてパンタナールは特異な性質を持つ。パンタナル地域には12種類の生態系が存在していると定義されている。
●セラード保護地域：ヴェアデイロス平原国立公園とエマス国立公園 世界遺産
ヴェアデイロス平原国立公園は、ゴイアス州にある国立公園。約1億8000万年前に形成された平原であり、1961年に当時の大統領ジュセリーノ・クビチェックの
署名により、国立公園に指定された。エマス国立公園はラジル中西部の州である、ゴイアス州及びマットグロッソ・ド・スル州にまたがり、典型的なセラードの
生態系を見ることが可能である。40℃を超える暑さと厳しい乾燥の為、生育できる植物は限られ、ほとんどがイネ科の草である。灌木が多いサヴァンナが広がり、。
そこはシロアリの巣となっていることが多い。また、オオアリクイ、タテガミオオカミ、アメリカ・レア、アルマジロをはじめとする多くの野生動物を観察することが
可能である
●ブラジルの大西洋上の島々：フェルナンド・デ・ノローニャ諸島とロカス環礁の保護区群 世界遺産
島であるフェルナンド・デ・ノローニャ島の大部分と周辺の島々、および海域は、「フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園として国立公園になっている。
これと、近隣のロカス環礁を中心とする「ロカス環礁海洋生物保護区」