エジプト
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正式名称 |
エジプト・アラブ共和国 |
首都／英字 |
カイロ Arab Republic of Egypt |
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政体 |
共和制 |
言語 |
アラビア語 |
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宗教 |
イスラム教スニン派が89％（国教） |
通貨 |
エジプト・ポンド（14.92円） |
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地勢 |
単調な台地が多く、ナイル川左岸では紅海に沿って2000mを超える山地が海に向かって傾斜している。カイロ寄りの下流は大デルタ地帯を成し、スエズ運河 | ||
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周辺地域を合わせて、ここに住民が集中している。ナイル川以西の台地の低い所々に地下水が湧き、砂漠の中のオアシスとなっている。 | |||
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気候 |
ナイルの谷と地中海に面した狭い地帯を除けば、ほとんど砂漠。内陸地では１年を通してはほとんど雨が降らず、日没の温度差が大きく | ||
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南に行くにしたがって著しくなる。4〜5月は砂嵐が多い | |||
世界遺産 ＜文化遺産＞
メンフィスとその墓地遺跡：ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯
古代都市テーベとその墓地遺跡、カイロ歴史地区、聖カトリ−ナ修道院地域
アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群、アブ・メナ
＜自然遺産＞
ワディ・アル・ヒタン
名物料理
ハマーム・マハシ（鳩の蒸しもの）
チュロカバブー（ご飯の上に炭火で焼いた羊や鶏や仔牛などの肉のせたもの）
土産品
パピルス製品、ラクダの毛の織物、ガラス工芸品、紅茶
アトラクション
ギザの音と光のショー、伝統的な市場、砂漠サファリ、
マリン・スポーツ（ダイビング）ツアー
観光
古代文明発祥の地の世界遺産の遺跡巡り
ナイル川クルーズ
主要地ガイド
●カイロ（Cairo） 歴史地区：世界遺産
ナイル川デルタ地帯にあるアフリカ最大の都市。７世紀に移住してきたアラブ人が建設した都市から始まり、同国の政治・経済・文化の中心地
▼エジプト考古学博物館 通称「カイロ博物館」。ナイル川沿いにあり、エジプトが世界に誇る超一級の秘宝を収蔵。収蔵点数は20万点にもなるといわれ、
ツタンカーメン王の王墓から発掘された黄金のマスク、黄金の王座をはじめ、ギザの第２ピラミッドを建てたカフラー王の坐像、
ラムセス２世のミイラなどが展示されている。
▼シタデル（城塞） 1176年に英雄サラディンが対十字軍の拠点としてモカッタムの丘に建設した城塞。中にある軍事博物館、
モスク英国支配時代の牢獄などが見どころ
▼ムハンマド・アリ・モスク 1830年にシタデル地区北部に建てられたビザンチン様式モスク
★ギザ（Giza） メンフィスとその墓地遺跡：ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯：世界遺産
カイロの南西13�劼砲△觚轍�国時代のネクロボリス（墓地遺跡）。クフ、カフラー、メンカウラー３王のピラミッドとスフィンクスが有名。
夜には音と光のショーが行われる。
★サッカラ（Saqqara）
ギザの南約10�劼砲△觚殿絅┘献廛箸亮鹽圓任△辰織瓮鵐侫�スの王や貴族の埋葬地（墓地）。ジェセル王の階段ピラミッド、メレルカのマスタバ墳がある。
●ルクソール（Luxor）
中・新王国時代に栄えた首都テーベの遺跡がナイル川の両岸に残されている。右岸にはルクソール神殿とカルナック神殿、左岸のデル・エル・バハリに
ハトシェプスト女王葬祭殿。「王家の谷」にツタンカーメン少年王など64の王墓がある。他に「王妃の谷」、貴族の墓などがある。
●アスワン（Aswan）
エジプト南部の都市。ナイルの水をせき止め、氾濫用の水を貯めるために造られた人造湖のナゼル湖が市の南部にある。
アブシンベル神殿観光のための玄関都市。
★アブシンベル神殿（Abu Simbel） フィラエまでのヌビア遺跡群：世界遺産
アスワンの南270�劼砲△襯薀爛札坑伽い�建てた大神殿。アスワン・ハイ・ダム建設に伴う水没を避けるために、現在の場所に大がかりな
移転をしたことでも有名である。
●アレクサンドリア（Alexandria）
「地中海の真珠」と呼ばれるエジプト第２の都市。紀元前４世紀アレクサンダー大王がペルシャ帝国征伐の途次建てた植民都市。グレコ・ローマ博物館、
カイト・ベイトの城塞（紀元前３世紀から14世紀まで世界七不思議のひとつファロスの東大があった場所に建つ）などが見どころ。
★ロゼッタ（Rosetta）
アレクサンドリアの東63�劼砲△蝓�現在、大英博物館に展示されているロゼッタ・ストーンの発見された地。アラビア語ではラシードという。
◆スエズ運河（Suez Canal）
アジアとアフリカの両大陸の境界にあるスエズ運河を貫く運河。インド洋と地中海を結ぶ海の交通の要衝。
フランス人レセップスが1869年に完成。総延長162.5��
●古代都市テーベとその墓地遺跡 世界遺産
古代エジプトにあった古代都市の遺跡である。現在のルクソール近郊にある。遺跡群はその考古学的価値が高く、古代エジプト文明の貴重な証言者となっている。
また、現代ではナイル川西岸の葬祭殿（ハトシェプスト女王葬祭殿）と墓所群（王家の谷）もテーベの一部であると見なされている。
旧約聖書では「ノ・アモン」（アメン神の都市）と記録され、古代ギリシャの詩人ホメロスはイリアス(BC7C)でテーベの富と財宝について触れ、感嘆の言説を
述べている。「ルクソール」と「カルナック」はテーベ郊外の2つの重要な神殿遺跡、および周辺街に名付けられたアラビア語の呼称である。
●アブ・メナ 世界遺産
アレクサンドリアの南西45kmに位置する、古代エジプトにおけるキリスト教巡礼の中心的存在だった都市の遺跡。その遺構はほとんど残っていないが、
バシリカのような大建築物の土台は、今でもはっきりと識別できる
●聖カトリ−ナ修道院地域 世界遺産
エジプト、シナイ山の麓にある峡谷の河口、シナイ半島に位置する正教会の修道院の名称。他に聖カテリナ修道院、聖カトリーナ修道院、聖エカテリニ修道院とも
称される。修道院は現在も継続して機能する、キリスト教：正教会の世界最古の修道院である。
●ワディ・アル・ヒタン 世界遺産
新生代古第三紀の堆積層。日本語で「クジラ渓谷」などと意訳され別称される当地は、その名のとおり、進化過程の早期にあたるクジラ類（バシロサウルス科）の
化石が多数発掘されることで地質学的に著名である。