ポーランド
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正式名称 |
ポーランド共和国 |
首都／英字 |
ワルシャワ（ＷＡＷ） Republic of Poland |
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政体 |
共和制 |
言語 |
ポーランド語（公用語） |
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宗教 |
カトリック90％以上 |
通貨 |
ポーランド・ズオチ（34.062円） |
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地勢 |
西はオーデル川、ナイセ川に、北はバルト海に、南はズデーティ山地に囲まれ、国土の３分の２以上が標高200m以下の波状の | ||
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ポーランド平原で占められている。古くから農耕的、重農的な農業国であり、国名も「農耕」を意味する言葉から出ている。 | |||
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気候 |
海洋性から大陸性への移行帯にあり、気候が不安定 特に冬は長く、寒さも厳しい | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
クラクフ歴史地区、ヴィエリチカとボフニアの王立岩塩坑群、ワルシャワ歴史地区
アウシュヴィッツ ビルケナウ強制収容所、ザモシチ旧市街、中世都市トルン
マルボルクのドイツ騎士団の城、ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群
カルヴァリア・ゼブジトフスカ：マニエリスム様式と公園が織りなす景観及び巡礼公園
マウォポルスカ南部の木造聖堂群、ムスカウ公園
ヴロツワフの百周年記念ホール、
ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群
＜自然遺産＞ ビャウォヴィエジャの森
名物料理
バルシチ（赤ビーツのスープ）、
ジューレック（ソーセージやゆで卵が入った発酵したライ麦のスープ）
ビゴス（ソーセージ、キャベツ、ザウアークラウトの煮込み）
コトレット・スハボビ（トンカツ）
土産品
琥珀のアクセサリー、岩塩のランプ、バスソルト、ウォッカ、ハチミツ酒
アトラクション
国際ショパン・フェスティバル（7〜8月 ワルシャワ）、スキー（ザコパネ）、
フォークロア・ショー（ポーランドの民族音楽やダンスのショー）
観光
世界遺産めぐり（オシフィエンチム（アウシュビッツ）強制収容所、ビエリチカ岩塩坑、ビャウォヴィエジャの森
●ワルシャワ（Warsaw） 世界遺産
中世から交易の中心地として栄え、14世紀のヤギェウォ朝、ワルシャワ大公時代の首都でもあった。街はビワス川を挟んで東西に広がっている。
旧市街市場広場、バルバカン（砦）、ワルシャワ歴史博物館、旧王宮、キューリ夫人博物館、ショパン博物館などが見どころ
郊外にはピラヌフ宮殿のほか、ジェラゾバ・ボラにはショパンの生家がある。
●クラクフ歴史地区 世界遺産
南部にある都市で、マウォポルスカ県の県都。ポーランドで最も歴史ある都市の一つであり、17世紀初頭にワルシャワに遷都するまではクラクフがポーランド王国の
首都であった。ポーランドの工業、文化の主要な中心地でもある。ヴィスワ川の上流に位置し、市街地はヴァヴェル城を中心としてヴィスワ川両岸に広がっている。
●オシフィエンチム
クラクフの西南63�劼砲△訶垰圈�ナチス・ドイツのユダヤ人収容所後が近郊にある。
●アウシュヴィッツ ビルケナウ強制収容所 世界遺産
ドイツが第二次世界大戦中に国家をあげて推進した人種差別的な抑圧政策により、最大級の惨劇が生まれたとされる強制収容所である。アウシュヴィッツ
第一強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市（ドイツ語名アウシュヴィッツ）に、アウシュヴィッツ第二強制収容所は隣接する
ドイツ語名ビルケナウにつくられた。周辺には同様の施設が多数建設されている。一部現存する施設は「ポーランド国立オシフィエンチム博物館」が管理・公開
●グダニスク
14世紀初じめにドイツ騎士団が征服し、ハンザ同盟都市として栄えた港町。自主管理労組「連帯」の発祥地。高い門、黄金の門、市庁舎などが見どころ
●ボズナニ
オーデル川支流のワルタ川沿岸の河港都市。1956年、社会主義体制に反対する市民の暴動があったことで知られる。大聖堂、国立美術館などが見どころ
●ヴィエリチカとボフニアの王立岩塩坑群 世界遺産
マウォポルスカ県にある岩塩の採掘坑。クラクフ首都圏内の都市ヴィエリチカで13世紀以来稼働していたが、コストの問題と坑内で洪水が起きる
危険性があることから1996年に商業採掘は中止され、現在は観光地となっている。
●ザモシチ旧市街 世界遺産
南東部・ルブリン県にある都市である。ロストチェ国民公園から約20km離れた場所に位置する。ヨーロッパ各地にバロック建築が流行し始めた時代に、
イタリア・パドゥア出身の建築家であるベルナルド・モランドが建築を指示した後期ルネサンス建築が完璧な姿で残っている。ザモシチは、町時代が大砲が
使われ始めた時代を背景に死角のない要塞都市でもあった。
●中世都市トルン 世界遺産
中北部ヴィスワ川のほとりに位置する工業都市で、クヤヴィ ポモージェ県の県議会所在地。1998年までは旧トルン県の県都であった。トルンはブィドゴシュチュから
ヴィスワ川を遡り東南東に40kmほどのところにある。2003年にはブィドゴシュチュ医科大学がトルン大学に統合された。また、
近郊には大手エレクトロニクスメーカーのシャープの工場がある
●マルボルクのドイツ騎士団の城 世界遺産
グダンスクの南東約50km、ヴィスワ川下流の畔に位置する。マリーエンブルク城は第二次世界大戦末期の1945年春、篭城したドイツ国防軍と攻勢をかける
ソ連赤軍との激しい戦闘よってほとんどが破壊された。戦争が終結すると、ヤルタ協定によりマリーエンブルクが属していた東プロイセン南部はドイツ領から
ポーランド領になった（「回復領」）。その後マルボルク城（マリーエンブルク城）はポーランド市民の手で修復されたが、現在のところ大聖堂は未修復である。
現在でも修復作業は続けられている。
●カルヴァリア・ゼブジトフスカ：マニエリスム様式と公園が織りなす景観及び巡礼公園 世界遺産
南部にある町である。1772年から1918年まではオーストリア帝国領だった。1975年から1998年まではビェルスコ ビャワ県に属していたが、
1999年以降はマウォポルスカ県に属している。町の歴史は、17世紀初頭に地元の有力者ミコワイ・ゼブジドフスキが、この地をキリスト受難の丘である
ゴルゴタに見立てて宗教的建造物群を建てたところから始まる。町の名前もそのことに由来する。
●ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群 世界遺産
ポーランドのドルヌィ・シロンスク県にあるヨーロッパ最大の木造宗教建築物である。グウォグフにもあったが、1758年に焼失した。「平和教会 と名付けられた
福音派の教会が、現ポーランド領下のシレジア地方のヤヴォル、シフィドニツァ、グウォグフに建てられた。ヤヴォルの教会は聖霊の祈りに基づいたもので、
シフィドニツァの教会は聖三位一体の祈りに基づいたものであった。それらは17世紀半ばのヴェストファーレンの平和のあとに起こった宗教論争のときに
建てられたものなので、「平和教会」と名付けられたのである。その物理的・政治的諸条件から、平和教会は信教の自由の模索への証明としての責務を。
負わされる存在となった。一般的にはハプスブルク家の下でのカトリック教会と結び付けられていたルーテル教会のイデオロギーの稀な発露となることが求められた
●マウォポルスカ南部の木造聖堂群 世界遺産
中世後期に起源を持つこの地方の木造聖堂の様式は、ゴシック様式の装飾や色とりどりの細部で始まったが、木造であることから、石やレンガで出来た
ゴシック建築とは、構造も全体像も印象も大きく異なっている。より後の時代に建設された木造聖堂には、ロココ様式やバロック様式の装飾的影響、
これらの聖堂の形態は、この地方での東方典礼カトリック教会や正教会の存在に深く影響されている。いくつかの聖堂は上から見たときにギリシャ十字を。
形作っており、たまねぎドームを備えているが、それらの特色が引き伸ばされた身廊や尖塔とともにローマ・カトリックの様式と組み合わさっていることである
●ムスカウ公園 世界遺産
ドイツとポーランドの間を流れるナイセ川にまたがるイギリス式庭園。560haもの広さをもつ。ドイツ：バート・ムスカウ、ポーランド：ウェンクニツァの町に接する。
●ヴロツワフの百周年記念ホール 世界遺産
マックス・ベルクの計画に従って建てられた、ポーランド・ヴロツワフにある20世紀初頭の建造物。「人民ホール」 ともいう。ホールはライプツィヒの戦い
（諸国民戦争）の百周年を記念する展示会のために、1911年から1913年にかけて競馬場跡に建造された。内部の直径69m、高さ42mの鉄筋コンクリート製の
丸屋根構造で、当時のコンクリート建築物としては最大を誇る。
●ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群 世界遺産
ポーランドのマウォポルスカ県・ポトカルパチェ県とウクライナのリヴィウ州・イヴァーノ・フランキーウシク州・ザカルパッチャ州に点在する
木造のツェールクヴァ（聖堂）16棟が対象となっている。
●ビャウォヴィエジャの森 世界遺産
ポーランドとベラルーシの国境にまたがる原生林。ヨーロッパに残された最後の原生林と言われる。貴重なヨーロッパバイソンの棲息地としても知られる。