チ ェ コ
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正式名称 |
チェコ共和国 |
首都／英字 |
プラハ（ＰＲＧ） The Czech Poland |
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政体 |
共和制 |
言語 |
チェコ語（公用語） |
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宗教 |
カトリックが約10％、無信仰34％ |
通貨 |
チェコ・コルナ（5.16円） |
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地勢 |
西のボヘミアは山脈や高地などに囲まれた盆地で、中央を南から北にブルタバ川が流れ、ブルノを中心とした東のモラビアは比較的低地で | ||
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スロバキアと山脈で国境を面している。 | |||
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気候 |
西部は海洋性気候で、東へ行くにつれ大陸性気候の特色を示す | ||
世界遺産 ＜文化遺産＞
プラハ歴史地区、チェスキー・クルムロフ歴史地区、テルチ歴史地区
ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会、クロムニェジーシュの庭園と城
クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂
レドニツェとヴァルチツェの文化的景観、ホラショヴィツェ歴史地区
リトミシュル城、オロモウツの聖三位一体柱、ブルノのトゥーゲントハット邸
トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス教会
名物料理
ペチュニュ・クジェ（ローストチキン）、
クネドリーキ（小麦粉をこねて団子状にしてゆでたもの）
ゼリー（ローストポーク、付け合わせの蒸しパン、ザウアークラウトの甘煮）
カンダート・ナ・ピレーム・ビニェ（カワカマスの白ワイン煮）
クラリーク・ペチュニュー・ナ・チェスネク（ウサギ肉のロースロ、ニンニク風味）
土産品
陶磁器、クリスタルガラス、宝石（ガーネット）、チェコ・ビーズのアクセサリー
マリオネット、記念切手、ベヘロフカ（100種のハーブ入り薬草酒）、ワイン
アトラクション
衛兵交代式（プラハ城）、マイオネットの人形劇、
カレル橋のストーリート・パフォーマンス、プラハの春音楽祭（5〜6月）
観光
世界遺産巡り、ブルタバ川クルーズ
主要地ガイド
●プラハ（Prague） 世界遺産
「中世の宝石」とも呼ばれ中世以来の佇まいを残すブルタバ（モルダウ）川沿いの古都。チェコ共和国の首都、14世紀には神聖ローマ帝国の首都でもあった。
▼プラハ城 ブルタバ川の西岸、フラッチャニの丘にそびえるプラハの象徴であり、歴代王の居城。正門での衛兵交代式は毎正時行われ
正午は音楽隊を伴った本格的なものとなる。ライトアップも行われ、夜空に浮かび上がる姿は圧巻。
また、城内にはチェコ最大の教会聖ビート大聖堂がある
▼カレル橋 15世紀初めに造られたプラハ最古の石橋。全長約520m、幅約10mの橋であり、欄干に建つ30体の聖人像と畔にある2つの
橋塔が目を引く。いつも多くの人々で賑わうプラハ随一の観光スポット
▼バーツラフ広場 かつての馬市場があった、ムーステク駅から国立博物館までの長さ750m、幅60mの広場。ボヘミア最初の王であった
聖バーツラフの騎馬像があり、広場の両側には高級ホテル、レストラン、デパートが並んでいる
▼旧市庁舎 ティーン巨魁の向かいにある建物で、塔の下部にある天文時計は9〜21時の毎正時に動き出し、
それを見ようと多くの人々が集まる人気スポット
▼ティーン教会 「税関」という意。実際の名称は聖母マリア教会であるが、裏に税関があったので、その名がついたとされる。
旧市街広場の東、旧市庁舎と向かい合って建ち、高さ80mの2本の塔が特に目を引く
▼火薬塔 ツェレトゥナー通りの突当りにある高さ65mの塔で、上からの眺めを楽しむことができる。もともと旧市街を守っていた城壁の門で
あったが、火薬倉庫としても利用されていた。現在の内部はギャラリーになっている
▼ユダヤ人街 パジージュスカー通りの両側に広がる地域。かつてユダヤ教徒が住むことができた一定の地区であったところで、
第2次世界大戦中、ドイツ占領下の各国からユダヤ人がここに集められ、収容所へと送られた。
旧新シナゴーク（ユダヤ教の会堂）、スペインシナゴーク、旧ユダヤ人墓地などがある
▼コノピシュチェ城 プラハの南44�劼砲△�13世紀後半に建てられた城。現在、場内はギャラリーのようになっていて、狩猟好きの城主フェルディナント公が
獲った動物の剥製、武器、芸術品などのコレクションをガイドツアーで見学できる。城の周りには、整備された公園と人造湖がある。
▼カレルシュテイン城 プラハの南西25�辧∋海両紊砲修咾┐�14世紀に建てられた城。城内には星と天使の天井画が美しい
聖マリア礼拝堂と謁見室があり、ガイドツアーで見学できる。
●ブルノ
モラビア地方（チェコ東南部）の中心都市。かつてのモラビア王国の首都。現在はチェコ第２の都市
▼トゥーゲントハット邸 世界遺産1928年から1930年にかけてチェコスロバキア（現チェコ領内）のブルノに建てられた邸宅であるドイツのモダニズム建築家
ミース・ファン・デル・ローエの代表作のひとつと見なされており、チェコスロバキアの機能主義的建築物の中では
最重要にして最も美しいものである。1992年には、チェコとスロバキアが分離独立（いわゆるビロード離婚）を決めた際に、
調印式が行われた歴史的な場所でもある。
●マリアンスケ
プラハの西160�劼砲△襦▲船Д海任魯�ルロビ・バリに次ぐ温泉保養地として名高い、ドイツ語名はマリエンバート
●カルロビ・バリ
プラハの西125�劼砲△蝓�古くから王侯・貴族や著名な芸術家・哲学者などが訪れている世界的に有名な温泉地でガラス工業の町でもある。
●ブルゼニュ
プラハの西南西88�劼砲△訐哨椒悒潺�地方の工業都市、ビルゼン・ビールとチェコを代表する機械メーカーのシュコダの本社がある。
●チェスキー・クルムロフ歴史地区 世界遺産
南ボヘミア州の小さな都市。クルムロフ城を含む優れた建築物と歴史的文化財で知られる。クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」を意味。
チェスキーは、チェコ語で「ボヘミアの」という意味であり、これによりモラヴィアにあるモラヴスキー・クルムロフと区別される。
1920年以前はクルマウ・アン・デア・モルダウという名称で知られ、古い地図には単にクルマウと記載されていることが多い
●テルチ歴史地区 世界遺産
モラヴィア地方ヴィソチナ州の町。城と、良質の保存がなされているルネサンス様式の長い中心地が含まれる。城の建設者ザハリアーシュ・フラデツで、
彼にちなみ広場の名前がつけられた。彼の名はインドリフーフ・フラデツの市名にも含まれている。テルチは14世紀半ばに建設された。
古代ローマ式の聖霊塔が既にこの定住地にあった。町の城壁と被昇天の聖母教会は、ゴシック建築である。
●ゼレナー・ホラの聖ヤン・ネポムツキー巡礼教会 世界遺産
ボヘミア地方とモラヴィア地方の境界に近いジュヂャール・ナト・サーザヴォウにある教会堂。イタリア系でプラハを中心に活躍した
建築家ヤン・サンティーニ アイヘルの傑作とされている。サンティーニは建物と装飾の両面で、ボッロミーニ的なバロック様式にゴシック的要素を統合した。
●クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂 世界遺産
ボヘミア州にある13世紀に銀鉱が発見されたクトナー・ホラは、中世においてプラハに次ぐボヘミア王国第2の都市として栄えた。鉱山労働者の守護聖人である
聖バルボラを記念した聖バルボラ教会は、ドイツ出身の建築家ペトル・パルレーシュの設計による後期ゴシック様式の大聖堂である。
イタリア宮（イタリアン・コート）と呼ばれている旧王宮、ヴラシュスキー宮にはかつて王国造幣局がおかれ、クトナー・ホラ産出の銀を銀貨（プラハ・グロシュ）に。
鋳造していた。歴史的建造物が集まる歴史地区から北東 1.5 km の郊外には、シトー会の修道院に併設されたセドレツの聖母マリア大聖堂がある
●レドニツェとヴァルチツェの文化的景観 世界遺産
モラヴィア地方南部、レドニツェからヴァルチツェ ネオゴシック様式のレドニツェ城とバロック様式のヴァルチツェ城を軸とする風景式庭園の整備は
17世紀から19世紀にかけて行われた リヒテンシュタイン家は13世紀半ばにレドニツェを、14世紀末までにヴァルチツェをその領地として城を建設していたが、
同家のカール1世がヴァルチツェ城を居城と定め、レドニツェ城は夏の離宮となった。
●クロムニェジーシュの庭園と城 世界遺産
この地の最初の邸宅は1497年にオロモウツ司教となったスタニスラス・トゥルツォによって建てられた。建物は後期ゴシック様式を基本に、最新のルネサンス様式を
一部に取り入れていた。三十年戦争の間の1643年、城はスウェーデン軍によって略奪にあった。権力のあるリヒテンシュタイン家が宮殿をバロック様式に改装
●ホラショヴィツェ歴史地区 世界遺産
チェコ南部の村。チェスケー・ブジェヨヴィツェ市から15キロ西にある。南方には景観保護区域であるブランスキーの森がある。村は第二次世界大戦中にも中世の
村落構造や南部ボヘミアの民俗的・農村的なバロック様式建造物群が無傷で済んだものの、戦後に放棄された。1990年から修復されて再び人が住むようになった
●リトミシュル城 世界遺産
領主ペルンシュテイン家ブラティスラフにより1568年から14年の歳月を掛けて建設された。領主はスペインから嫁いだ妃ララのために、当時ボヘミアではみられない
優雅で明るいルネサンス様式の城を建築。城壁はスグラフィットという技法で描かれた壁画で全面覆われており、その数8000、同じ模様はひとつもない
といわれている。中庭にある壁画は聖書から出典の物語が描かれ、出色の出来ばえとして有名。城内には城主が客人をもてなすために作ったバロック劇場がある。
●オロモウツの聖三位一体柱 世界遺産
モラヴィア地方オロモウツにあるバロック様式のモニュメントである。高さは35m、最上部には銅に金めっきをほどこした三位一体の像、
その下には聖母の被昇天の像、その他聖人像やレリーフなどで飾られ、最下層には礼拝堂がある。
●トシェビーチのユダヤ人地区と聖プロコピウス教会 世界遺産
ヴィソチナ州トシェビーチ郡の都市。聖プロコピウス聖堂は、後期ゴシック様式の特徴を備え、5枚のがく片と5枚の花弁をもとに表現された薔薇窓はゴシック様式の
三つ葉や四つ葉、生命の輪、聖母マリアのシンボルなどと対照をなしている。聖堂は12世紀初頭、ベネディクト会の修道院として設立。経済的に恵まれたこの
修道院の存在が周辺地域の商業化につながり、都市トシェビーチの成立。修道院の建物はヴァーツラフ1世の時代および15世紀末に改築が行なわれている。