ベルギー
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正式名称 |
ベルギー王国 |
首都 |
ブリュッセル（ＢＲＵ） Kingdom of Belgium |
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政体 |
立憲君主連邦制 |
言語 |
フランス語、オランダ語、ドイツ語（いずれも公用語） |
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宗教 |
カトリック90％ |
通貨 |
ユーロ（約142.00円） |
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地勢 |
ほぼ中央を流れるムーズ川には標高300〜600mのアルデンス高地があり、北部へ行くにしたがって低くなる地形を示してる。 | ||
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南部は森林地帯が多く、北部は耕地や牧場が多い | |||
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気候 |
偏西風の影響で冬季も比較的温暖であるが、内陸部は積雪が多く、寒さも厳しい | ||
世界遺産
フランドル地方のベギン会修道院群、グラン・プラス、ブルッヘ歴史地区
フランドル地方とワロン地方の鐘楼群 ⇒ ベルギーとフランスの鐘楼群
建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群、トゥルネーのノートルダム大聖堂
モンス市スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地、ストックレー邸
プランタン・モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体
ワロン地方の主要鉱区群
名物料理
ムール・オ・バン・プラン（ムール貝の白ワイン蒸し）、
ワーテルゾーイ（鶏肉の生クリームソース）
土産品
チョコレート。レース製ハンカチやテーブルセンター（ブルージュ）、ビールグラス
ワッフルメーカー、宝石（ダイヤモンド）、タンタン（人気漫画キャラクター）グッズ
アトラクション
夏季のブリュッセルのグラン・プラスでのコンサートや
王立モネ劇場でのオペラやバレエ鑑賞
主要地ガイド
●ブリュッセル（Brussels）
1830年ベルギー独立時からの首都。交通・産業・文化の中心地。「小パリ」とも呼ばれる落ち着いた都市であるが、ＥＵ、ＮＡＴＯの本部もあり、国際的な街である。
ギャラリー・サンチュベール、王立美術館、王位モネ劇場アールヌーボのオルタ美術館などが見どころ
▼グラン・プラス 世界遺産中心地にある大広場。ヴィクトル・ユゴーが賛嘆したことでも知られるこの大広場は、世界で最も美しい広場のひとつ。
市庁舎、王の家、ギルドハウスなどの歴史的建築物に囲まれ、夜には、音と光のショーが行われる（5〜10月）
▼小便小僧 1619年に造られた元祖小便小僧の像で、ジュリアンという愛称で親しまれている。ルイ15世が宮延服を贈ったのをきっかけに、
世界中から衣装が届くようになった。ブシュッセル市立博物館にワードロープを展示している。
▼最高裁判所 プラール広場に面して建つ、ヨーロッパ最大級の裁判所（面積2万6000�屐▲鼻璽爐旅發�122m）中世の絞首刑所跡に建てられた
▼グラン・サブロン広場 王位美術館、王位図書館の近くにあり、菓子の名店やカフェが立ち並ぶ。土日曜日には、アンテーク市が開かれ多くの人が集まる。
▼聖ミッシェル大聖堂 13世紀から300年かけて造られたゴシック様式の大聖堂で、1999年にフィリップ皇太子とマチルド皇太子妃の結婚式が執り行われた。
●ストックレー邸 世界遺産
ブリュッセルのテルヴュラン通り279/281番地に残る邸宅で、モダニズム建築であるこの邸宅は、1903年か1904年に、ベルギーの金融業者アドルフ・ストックレーの。
私邸とするために、オーストリアの建築家ヨーゼフ・ホフマンによって考案されたものである。実際の建築は、1905年から1911年にかけて段階的に行われた。
ストックレー邸は、20世紀初頭に発達した、内装・外装、家具・日用品、庭園などを不可分のものと捉える総合芸術 を体現した建物である。
内装はグスタフ・クリムトとフェルナン・クノップフが手がけた。建物は直線的で、曲線が主体だったアール・ヌーヴォーの時代にあっては革新的なものだった。
それはキュビズムの到来を告げ、アール・デコの時代を20年先取りするものであった
●建築家ヴィクトル・オルタの主な都市邸宅群 世界遺産
建築家ヴィクトル・オルタは19世紀末から20世紀初頭にアール・ヌーヴォーと建築を見事に融合させた人物で、当時ブリュッセルで活動した
アール・ヌーヴォー建築家たちの中心的な存在であった。彼の手がけた邸宅は数多かったが、世界遺産に登録された4件には、彼の革新性がよくあらわれている。
●ブルージュ（Bruges）
9〜15世紀に毛織物産業や通商で栄えた古い都市で、「水の都」とも呼ばれてる。町の名はオランダ語で「橋」の意。船による運河巡り、
ガイドつきの馬車による観光もあり。マルクト広場、鐘楼、メムリンク美術館、ペギン会修道院、グルーニング美術館、レースセンターなどが見どころ
●フランドル地方のベギン会修道院群 世界遺産
オランダやベルギーに残るベギン会修道院のうち、フランドル地方の計13件がまとめて登録された。ベギン会は北西ヨーロッパの自律的な女子修道会であり
その修道院は、一般には木々に囲まれた中に立てられていた。その建物には生活や信仰に関わるものだけでなく、共同体で使われる作業場も含まれた複合的
なものであった。世界遺産の登録に当たっては、ベギン会が中世の北西ヨーロッパで成立した女子のみの修道会という珍しい存在であること、
そしてその修道院はベギン会の思想や文化を体現するものであるとともに、当時の都市計画や建築文化
��ホーフストラーテンのベギン会修道院 ��リールのベギン会修道院 ��メヘレンのベギン会大修道院 ��トゥルンハウトのベギン会修道院
��シント・トロイデンのベギン会修道院 ��トンヘレンのベギン会修道院 ��デンデルモンデのベギン会修道院 ��ヘントのベギン会小修道院
��ヘントのシント・アマンズベルフ・ベギン会修道院 ��ディーストのベギン会修道院 ��ルーヴェンのベギン会大修道院
��ブルッヘのベギン会修道院 ��コルトレイクのベギン会修道院
●ベルギーとフランスの鐘楼群 世界遺産
32の鐘楼が世界遺産に登録されたのが最初。2005年にワロン地方のガンブルーの鐘楼、フランスのノール・パ・ド・カレー地域圏、ピカルディー地域圏の
23の鐘楼の追加登録により、現在の名称となった。なお、ブリュッセル市庁舎の鐘楼は、それが包含されるブリュッセルのグラン・プラスは別の登録
●アントワープ（Antwerp）
ヨーロッパ有数の貿易港を有し、一大石油基地でもあるベルギー第2の都市で芸術の都。女流作家ウィーンダの名作「フランダースの犬」の舞台でもある
ノートルダム大聖堂、画家ルーペンスの家が見どころ
●ゲント（Ghent）
繊維産業で栄えた町で、現在でも第2の貿易港。5年おきに国際フラワーショーの開かれる花の町でもある。
聖バーフ大聖堂、グラスレイ、鐘楼、聖ニコラス教会などが見どころ
★ワーテルロー（Waterloo）
ブリュッセルの南16�劼里箸海蹐砲△蝓�1815年6月イギリス人で後にイギリスの首相となったウェリントンがナポレオンを破った古戦場。
ライオンの記念碑、パノラマ館などが見どころ
●リエージュ（Liege）
オランダ及びドイツとの国境に近い交通の要衝の古都。ベレギーワッフルと呼ばれるリエージュ式ワッフルの発祥の地でもある。
●ブルッヘ歴史地区 世界遺産
古都ブルッヘの中心市街、他の二つの世界遺産（「フランドル地方のベギン会修道院群」「ベルギーとフランスの鐘楼群」）に登録されている物件も包含している
ブルッヘは中世には一大貿易拠点として繁栄した。その後、経済上の重要性を失って衰退したことで、かえってヘントなどに比べて中世の面影を残す町並みが
多く残っている。市街の随所に幅の狭い運河が通じ、赤煉瓦の家屋の並ぶ美しい町並みは「天井のない美術館」とも称され、中世以来の町並みの中には、
ヨーロッパで最も高い煉瓦建築物である122mの尖塔を抱える聖母大聖堂が含まれており、市街の外れには風車と中世以来の城門も見られる
●モンス市スピエンヌの新石器時代の火打石採掘地 世界遺産
スピエンヌはエノー州モンスの一地区である。かつては単独の自治体だったが、1977年にモンスと合併。トルイユ川とヴァンプ川という二つの川という
2つの川によって切り込まれている。これらの川が二つの台地を区切っている。発見されたのは19世紀のことである。鉄道敷設中に古代の採掘跡の
最初の痕跡が発見された。これはベルギーのみならずヨーロッパでも最初のものであり、ミヒェルスベルク文化期の村落も発見された。石の材質は石英質で
硬い上に加工しやすく、石器時代には石器の材料として多用された。火打石（燧石）としての使用が主になるのは鉄器時代に入ってからである
●トゥルネーのノートルダム大聖堂 世界遺産
全長134メートル、翼廊の幅66メートルで、高さ83メートルを筆頭とする5つの塔がそびえるこの大聖堂は、西洋建築の美しさを見せ付けてくれる
ベルギーの代表的な建築物のひとつである。
●プランタン・モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体 世界遺産
アントウェルペンにある印刷・出版業の博物館。16世紀の大出版業者クリストフ・プランタンの工房を起源に持ち登録単独の博物館として世界遺産に
登録されたのは本件が初である。博物館は、16世紀後半にアントウェルペンを主たる拠点として大規模に印刷・出版事業を手がけていた
クリストフ・プランタンの工房、「オフィキナ・プランティニアナ」 を起源とする。
●ワロン地方の主要鉱区群 世界遺産
ベルギーの連邦構成主体である3つの地域のうち、国土の南半分を占める地域。首府はナミュール。公用語はフランス語とドイツ語である。ワロン地域の
経済状態は地域によってばらつきがあるが、シャルルロワやリエージュなどでは製鉄業の衰退に伴う影響を受け続けており、高い失業率が課題となっている。
これに対し、ムーズ川の南に位置するアルデンヌ地方には多くの観光資源や温泉が存在し観光収入が得られるため、比較的良好な経済状態を維持している。
●ベネルクス三国
ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの３か国をあわせてる、いずれも立憲君主制であり、周辺国に比して国土が狭く緊密な協力関係を保っている。
●ユーロスター
ブリュッセル〜イギリスのロンドン間を約1時間51分で結ぶ最高速度時速300�劼旅眤�列車